もっと弱い立場の人に寄り添えるような社会になったらいいのにと思う。
安倍元首相が打たれた事件で、個人的に一番感じたことは「光と闇」です。
「陰極まって陽となる」という言葉がありますが、その逆もしかりです。
光を創り出すのは闇で、闇を創り出すのは光。
光の行き着く先は闇で、闇の行き着く先は光。
どちらか極端になりすぎると逆に転じるようです。
安倍元総理は数年前、地元の駅にも演説に来たことがあり、見に行ったことがあります。人気ですからすごい人混みになっていました。
演説の中で観客に向かって「あなたもキラキラ輝いています!」「あなたも輝いています!」「あなたも輝いています!」と言っているのが印象的で、「面白いこと言うなー」っと思って親みを感じました。
突然の出来事にとても悲しかったです。
犯人に対しては、事件直後は怒りを感じました。
でも、この容疑者の生い立ちを知るとすごくやるせなくて、
切ない気持ちになりました。
このような事件は決してあってはならないことだけれど、
彼の生きてきた人生を考えると、ニュースで報道されている以上のことは知りませんが、なぜか悲しくて悲しくて仕方がありません。
彼の起こしてしまったこととは反比例して、
なぜか容疑者がかわいそうでなりません。
表面的にはわからないけれど、半分は闇を抱えた人や弱い立場の人ですから、そういう人に寄り添えるような社会になったらいいのにと思います。(もちろんそういう取り組みはあると思います。)
悩みを話せるコミュニティーがあったり、情報一つで道が開けることもあると思うんです。
立場の強い人や、影響力のある人、成功者と言われる人は常に上を目指すことに尽力しますから、ブレーキも踏みませんし、案外弱い立場の人、負け組、挫折組の気持ちはわからなかったりします。(もちろんそういう人ばかりではないし、ニュートラルな視点で見るなら逆もしかりです。)
闇を創り出すのは光です。
強すぎる光は闇になります。
極端になりすぎないようにバランスが大切です。