猫の調子が悪い
7月で20歳を迎えた我が家のメス猫、ここのところ元気がない。毎日のように吐いていることと、咳をしていて呼吸時の背中の上下が大きいことが気になってて、どうせなら健康診断もしてもらおうということで病院に連れて行った。
車に乗せるとほぼ100%の確率で吐く。病院までそんなに遠くはないけど、診察までややしばらく時間があったので車で待機。
ケージから出して好きに歩かせていたら、『ウッウッ』とはじまったので抱えて口元にティッシュを持って行ったら全力で拒否された。それでも撒き散らされるよりはと強引にティッシュを置いたらズボンにおもらしされた。吐いてたら腹圧で漏れることあるある。まあしょうがない。これは帰るまで諦めよう。そうこうしてるうちに呼ばれた。
他人の顔をみるとすぐ威嚇を始める我が家の猫様、大人しく助手の女性に抱えられている。めずらしい。体重を測り、エコーでお腹を見てもらった。いきなり「胸水ありますねー」え、ちょっとやばめ?「腎臓も普通は楕円なんですけど丸いです」あれ、前回なんともなかったよね?
向きを変えて反対側もみてもらう。「お顔見ててあげてくださーい」いつも人の顔見て鳴くくせに静か。借りてきた猫か。「こっちは小さいですねー」左右で違うもんなのか。で、最後に心臓。「心臓が悪い」と言われたのは覚えているけど、細かい話は覚えていない。肝心なところでポンコツ記憶力。
その後採血して結果が出たらまたお呼びしますとのことで、しばし待機。その間にグーグルさんに聞きまくる。「猫 胸水」「猫 心筋症」「猫 胸水 抜く 値段」
実はかなり重症?昨日のチュール半分残してたな、でも肉(カルカンパウチ)はちゃんと食べてたよな、なんてしている間に呼ばれた。
血液検査の表を見ながら上から丁寧に解説してもらった。「これは問題ないです」「これは前より数値下がってるけど、年齢を考えれば問題ない範囲です」「で、ここの数字がこうなので腎臓病です」「この数値が低いから貧血です」さらっと言ってるけど実はかなりやばめ…?
「胸水って抜いた方がいいんですよね?」
「この歳なので一気に負担かけないほうがいいと思うんですよね、なのでとりあえず薬で様子見て、来週の水曜って来れます?」
「はい」
「じゃあお昼頃、あ、自宅って近いですか?こちらから連絡差し上げるので」
「わかりました」
ということで、水曜に胸水抜いて成分をみてもらうことになった。
あまり負荷をかけることも良くないと言われたから、早く帰って好きにさせてあげたい。