介護のあれこれ
今日は手相と離れて、このことについて。
少子高齢化社会が到来すると言われております。
避けて通れないのが介護。
お世話になった親だから、文句を言ってはいけませんという空気が流れているように感じる。
家では“恩返し”じゃなくて“恩送り”。“サークル オブ ライフ”と叫びます。
特に女性が主導権を握らされる問題だと感じております。
同じマンションには介護仲間が存在するので、ゴミ捨て日などに出会ったら近況報告や制度、サービスの情報共有してます。
知っているのと知らないのとでは違います。
基本的に自己申請しないと受けられないことばかり。
介護サービスって複雑で専門用語がいっぱいだし、介護度で変わってくるので実際に要介護者がどのサービスに該当するのかなんて素人にはわかりにくい仕組みになっています。
利用したい施設の制限も様々。
親(義親)のことだから恩返ししなくっちゃ!とついつい抱え込もうとしませんか?
赤ちゃんのお世話はだんだん手が離れて行きますが、介護は真逆でどんどん手をかけないといけなくなっていきます。
孫が2人(3歳と4ヶ月)がおりますが、4ヶ月の孫の方が身体能力的にはすっかり追い越した状態。
相手は大人なので会話が成り立つ場合は意思疎通できますが、そういかない状態だと想像の域。
肉親関係の場合は、イライラを思いっきりぶつけられるのでメンタルもやられそうになります。
いやいや、やられっぱなし。
そこでですね、公的な相談機関(統括センター)や各市町村の相談窓口で困っていることとこうして欲しいことをハッキリ伝えることをおすすめします。
時々、ニュースで“介護を苦に”という事件を聞くと明日は我が身だと感じるのです。
終わりがない上にどんどん状況が悪くなる世界。
これは経験した人でないとわかりません。
社会から断絶されて、ひたすらお世話をする息がつまる毎日。
長時間の外出ができなかったり、急用があっても自分を優先しにくくなります。
諦めることが増えるとやりたいことを最初から諦めるようになっちゃいます。
介護離職した私が言えること。
介護離職はしない方がいい。できるなら“公助優先”。
働いて税金をしっかり納める方を選んでください。
健康で働ける人を介護だけの世界に閉じ込めては社会のためにならないです。
介護はプロに任せられるならお願いしましょう。
介護士さんの方が上手に声かけしてくださるし、身内に遠慮なくストレスをぶつけるような関係ではないので、素直にお世話されています。
↑
元々の正確にもよると思いますが、私の母の場合
保育士をしていたので排泄物や吐瀉物には慣れっこでしたが、大人のは強烈で衝撃的です。
決して美談では済まされないこともたくさんあります。
だから、男性は避けようとする傾向があるのかな?
夫は「おかんでも下の世話はできん!」とハッキリ言います。
妻に自分の親のことを面倒見てもらおうとしても、キーパーソンは血縁者と指定されます。
元気な間に遠い将来のことを考えておくと、いざという時に慌てないで済みますよ。
急病と介護がセットで起こる可能性があります。
親でなく配偶者の介護が同時進行というケースもあります。
↑
これは、本当に大変!
特に男性は特養などの入所を希望しても8:2の割合で、男性の定数が少ないから待つ期間が長いそうですよ。
医学の進歩はありがたいけど、ピンピンコロリとはいかない現状。
↑
危篤と言われて、周りの高齢者の方々は平均で3回ぐらいは復活してます。
入院したら転院とセットが多いので、普段の生活が変わります。
“肩の荷”っていうけど、おろせる時がわからない重圧感。
深呼吸を忘れますよ〜。
今、お世話になっているケアマネジャーさんが寄り添ってくださる方で助けられております。
「介護をする人が少しでも楽になることを考えるのが、役目だ」っておっしゃってます。
介護でお悩みの方が、そんなケアマネさんに出会えますように。
とりあえず、対象になったら助かる制度はこれ!
・後期高齢者医療限度額適用・標準負担額減額認定証
・介護保険負担限度額認定証
この二つ。
同居出会っても住民票は世帯分離しましょう。
扶養家族にして税額が減るのか?
介護に必要な莫大な費用がかかるのか?
ケースバイケースなので、よく確認してください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?