米大統領選挙の行方 #2
この記事の続きです。
弾劾裁判が始まった。
もともと、法律違反でも何でもないので、どうするのかと見ていたら、米国民主党の無策ぶりもひどいものだ。あっという間に質疑が終わる。
そして、無罪評決である。
ペロシという下院議長は頭がおかしいのではないか?
大した根拠も証拠もなく、米国の選挙で選ばれた大統領の「疑惑」で弾劾して、罷免しようとする。しかも、上院議員の2/3の賛成が必要なのに、民主党は1/2さえおらず、共和党議員を造反させるような証拠もない。弾劾するだけはできるが、有罪にできないのがわかってやっている。時間の無駄だし、米国の大統領というポジションの尊厳を踏みにじる行為である。
トランプ大統領は、こういうバカとは戦うので、演説文で民主党をこき下ろす。こき下ろされたペロシは、大統領の演説原稿を破り捨てる。
トランプ大統領もひどいが、それ以上にひどいのが、米国の今の民主党だ。もはや子供の喧嘩レベルであり、日本の隣国である北と南に別れた彼の国をみるようだ(あ、南の方ね)。
と、トランプ大統領のお粗末な攻撃をしていた民主党、今度は、選挙もちゃんと運営できないことを証明してしまう自爆テロ。
大統領選挙の候補を出す民主党の予備選で、選挙さえもちゃんとできないことを証明してしまった。
結果がまだでないが、
初戦の結果は、どうやら泡沫候補と見られたブティジェッジ氏がトップで、サンダースが次点。どちらも26%と、合わせても52%の得票でしかない。
ブティジェッジ氏はカミングアウト組で、保守層の中には確実に投票しない人がいそうだし、サンダース上院議員は、政策が左過ぎて、とても米国の大統領になれるとは思えない。まだ、泡沫候補だったブティジェッジ氏の方が可能性がありそうだが、オバマ大統領の時のように、応援する勢力が強いわけでもなさそうなので、経済的にもつのかよくわからないという状況。
まあ、中国ズブズブ・バイデン君は、4位と出遅れて、ほぼ終わる。大統領の器ではないということを、民主党員も理解しているのであろう。この辺りは、民主党員でも良識はあることがわかる。
と、返す刀で、ズブズブ・バイデン君の息子の調査を始めるトランプ大統領。犯罪者はちゃんと調べておかないとね。
一方受けて立つトランプ大統領は、選挙のための組織固めに余念がない。
懸念の財政赤字の改善にも手をつけるとのこと(まあ、日本の総理大臣となじで、経済の見通しが甘いが)。
という現在の状況では、どうやってもトランプ大統領が選挙に勝つという状況だ。一抹の不安があるとすれば、大不況の到来であろう。とてつもないリーマンショック級の不況がやって来る可能性はゼロではない。これらがやってきて、民主党の泡沫候補がググッと上がってこない限り、つまりは、神風が吹かない限り、民主党が政権を取る可能性は低いというのが現時点で妥当な分析であろうと思う。
また、状況が変わる気もするので、継続してウォッチしておこうと思う。
主なチェックポイントは、今のところ、次の二つだろう。
1:民主党の泡沫候補から誰が上がって来るか?
2:米国の景気の行方(特に株価)