書評:『まるわかり! RPA (日経BPムック)』
そういえば、ビジネス書評だったので、ビジネスっぽいものも。あまり、この手の本は好きではないのですが、書評としては役に立つと思うので。
RPAと言うのは、Robotic Process Automationと言うやつで、私風に言うと、「ツールで作るクローラー」です。デスクトップパソコンの操作を忠実にタイマーで繰り返してくれるやつです。
仕事といっても、単調なコピペのルーチン作業をやっていることも多いと思います。それをソフトウェアロボットが代行してくれるのが、RPAです。まあ、この辺の話は、ググれば分かりますね。
と言うRPAの導入事例だったり、ベンダーの話だったりを、日経BPの雑誌などから切り抜いて、集めて、それっぽくしたのがこの本です。一人の著者がまとめて書いた訳ではないので、重複もあるし、記事のレベルもバラバラですが、RPAの概要を理解するには今の所良い一冊ではないでしょうか。流石に、職場のお金で買いまして、自分では買っておりません。
感想は、田中淳一さんが有名なんだなと言うことです。はい。
あと、RPAは使えると思います。高度なDeep Learningを活用したカスタムバリバリのAIもいいですが、大抵の仕事は単純作業の組み合わせなので、RPAで事足りてしまうよなと思います。macには昔からアップルスクリプトが付いていて、それで事足りるような気もしますが、日本の仕事はmacでできるとは限らないので、RPAは役に立つと思います。人手不足の世の中ですからね!