内なる旅の軌跡
これまでのスピリチュアルの変遷についてです。
「自分」というものが、本当は今生きているのこの感じではなくて、もっとずっと幸せで楽で自由な気がする。
と疑問を抱いたのは中学、高校生の時です。
何かに気づきかけていた中で、母にある日言われた「さゆはさゆのままでいいんだよ。個性的というのは褒め言葉なんだよ。」がとても衝撃で、「そんなの知らなかったなぁ」と生きていることを許された気持ちでした。
それでも、世間一般の波はふわふわと「普通」にわたしを流していき、受かった大学へ進学して、在学中にベンチャー企業の内定をもらい社会人生活を楽しみにしていました。
ところが会社でのインターン中に「やっぱりこのままでは何か違う、この人生じゃない」と気づいて上司と相談の末に退社し、その後就活する気にはなれず、ふらふらバイト生活をしていました。
パン屋でのバイト中、忙しくレジ業務をしていると不意に、宇宙的なコーリングがかかります。
自分の背中側にあのどこまでも自由で安心で、幸せな人生の存在をありありと感じ、このままではいけない気がしてバイトをやめました。その後2年くらいは何もせずに実家でニート生活を続けていました。
一人ではどうにもそこへ向かう人生の糸口を見つけられずに、色んな幸せそうにしている人のブログを読み、自分も真似をして着飾ったり反応を気にかけたりしているうちに、心に少しずつ負荷がかかっていました。
あるスピリチュアル講座を受講し、再び源泉に触れてその感覚を絵で表現するようになりました。それでも、魂と心の喜びの違いに気づくことがわたしにはできず、途中でどれが本当かわけがわからなくなってしまいました。ただエネルギーは惜しみなく注がれているので止まるということができず、欲望を満たすことに突き進んだ結果、自滅しました。
当時していた絵の活動、その時の人間関係、自尊心など、「これは自分の一部なんだ」と信じていた色々を一気になくして、ふとした瞬間に死の恐怖から気を失いそうになることもありました。
わたしを救おうと懸命に寄り添ってくれた人さえも、その言葉がいつ凶器として自分を傷つけるかわからなかったので、しばらく誰にも連絡を返すことも送ることもしませんでした。
ひとりでいると恐怖が勝手にやってくるので、信じる信じないではなく、自分を安心させるために「神様」と会話するようになりました。
神様からは、怖い言葉は決して帰ってきませんでした。
何を聞いても あなたはそれでいいのです とまず言ってくださいました。
そして空だけは、いつ見てもなんの攻撃もしてはきませんでした。
海底で過ごすような日々から少しずつ浮き上がりはじめ、やっと人に会ったりできるようになる頃には、周りにも自分と同じように、優しい神様と信頼関係で結ばれたような人たちばかりがいました。
「生まれ変わりはもう始まっている」と夢ではっきりとお告げをもらい、その寝ている最中に呼吸が止められ、自分の耳から何かが入ってきて過去か生きる設定なのかが書き換えられる体験をしました。
そこから、宇宙はどんどん引きあげてくれて、無知だった自分のことを深くて大きな愛で「いいのですよ」と許してくれました。
そして感謝する心、尊敬する心、捧げる心についてや、自分を満たすために生きるのではない喜びも教えてくださいました。
そして、この体を精神と現実を統合していくツールとして活用するため、瞑想とボディセラピーを今はしています。ほかにも、宇宙に捧げる活動の手伝いをさせていただいています。
言葉のない領域でこれまで体得したものを心に落とし込むため、ヨガやヒマラヤの叡智がとても役立っていて、今起きていることを俯瞰する意識にいつでも還れるようになりました。今では日常の全てが、プラクティスと気づきの場になっています。迷いが出ても、還るお家がいつでもあると知った状態で生きることができています。
長文をお読みくださり、ありがとうございました。
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