自分は完璧じゃない。でもそれで完全である。 〜未知なるプロ・コーチへの旅 Episode1〜|チャレンジログ #16
チャレンジクリエイター:shuzoです!
今回は、以前書いた「僕とコーチングとの出会い(Episode0)」の続編です。運命的な出会いから、今挑戦しているプロコーチの最終トレーニングに至るまでの間にあったことを、Episode1〜3で3回に分けてお届けします。
◯対象となる読者さま
・今後コーチングを本格的に学ぼうと考えている方
・自分の人間の幅を広げたいと感じている方
・挑戦することから離れていることに危機感を持っている方
の参考になれば幸いです。
運命的な第一歩|飛び込んだ新たな世界
冒頭でも触れたとおり、僕は今、プロコーチになるためのトレーニングプログラムに参加しています。そのきっかけというか、コーチングとの出会い〜実際にコーチを目指すまでの経緯は、以下の記事にてまとめています。
上記のEpisode0でも書いてますが、一番最初(入門)のコーチングトレーニングプログラムのスタート日が、自分の誕生日だったという偶然を、勝手に運命のように感じて、迷うことなく申込みをしたことで僕のコーチ人生は幕を開けました。
入門プログラムの概要は以下のとおりです。
■コーチングトレーニング(基礎および応用)
・期間:最短5ヶ月
・日程:3日間/月
・方式:集合(対面)
→合計100時間超の実践ベースでの学びを実施
トレーニングの詳しい内容についてはEpisode0と同様、基本的に書きません。これから学ぶ方が新鮮な気持ちで臨めるように。
その代わり、トレーニングの各日程に参加して何を感じたのか、何に気付いたのかといった、自分の身に起こったことを中心に書いていきます。
※但し、あくまで、僕視点での内容のため、同プログラムに参加すれば、必ず同じことが起こる訳ではないことを予めご理解のほどお願いします。
●プログラム全体で共通して言えること
まず、全日程共有して言えるのは、3日間/月というペースが設定されていることの意味です。
3日間×5ヶ月=15日を、もっと連続して実施した方が、効率も良いのでは?と思うでしょう。僕も最初は不思議に思っていました。
が、実際に体験してみると、その意味が良く分かりました。
連続で受講するのは、宇宙飛行士など、強靭な精神力と体力が無いと不可能だと思います。そのくらいヘビーなプログラムです。
体育会系のスパルタな特訓ではないですが、とにかく3日間が終わる度に、ぐったりとします。
心地よい疲労感と言えるほどのマイルドなものではありません。
普段ほとんど使わない筋肉をみっちり鍛えた時のような感じです。
無論、このトレーニングで鍛える対象はフィジカルではなく、内面の方ですが。
●各日程での気付き・感覚
月毎の3日間で特定のテーマが設定されており、それぞれが非常にユニークで非常にインパクトのあるものです。
その全てはボリューム的にも、今後の方のためにもお伝えできませんが、僕の中で印象的だった3テーマについて、今後3回に分けてお伝えしたいと思います。
自分を知る|完璧じゃないけど、完全である。
以下は、主に人の価値観を知るというテーマについて学んだ際の気付きです。
※2018年6月にFacebookにて限定公開していたものを引用しています。
【分かったこと:その1】
「自分は完璧じゃない。でもそれで完全である。」
禅問答のようだけど、意図することは
・自分の中には、積極的に出したい=Positiveなパートだけじゃなく、あまり出したくない=Negativeなパートも確かにある。
・そのNegativeパートは不思議な性質があり、自分の意識を反映して明るさや大きさが変わる。暗く、大きいと思えばそうなるし、その逆もまた然り。
・Negativeなパートにも何らか意味があって、Positiveだけじゃなくて両方を受け入れる事で、欠けることのない完全な自分になる。
実はこのNegativeパートには以前から気付いていたけど、それを認めて表に出す過程で、1度涙腺が崩壊した。
無意識に自分に「太陽のように明るく活発で、かつ思慮深いことが良いこと」と言い聞かせ、自分の一部に蓋をしていたことを認めた時、思わず涙が止まらなくなった。
その結果、自分がより自然な状態になり、気持ちがスゥーっと穏やかになった。
【分かったこと:その2】
自分の中には、(元)日テレ 羽鳥アナのようなキャラがいるようだ。
個人が大切にしている価値観に触れたり、勇気をもってそれを表に出した姿を見ると、それに反応するように涙が出る。
このキャラの登場は、もしかしたら前述の【その1】も関係があるかも。大のおとな、しかも男が人前で涙を見せるなんて格好悪いとか、弱いとか、そういう自己防衛の意識が小さくなったからか、気付いたらそうなってた。
◯◯だから、こうでなくてはいけない。ってのは、本当に自分でそう思っているのか、誰かに言われてそうしているのか。時の経過と共に分からなくなって、やがて、その自分ではない声に、自分が支配されてしまう。
大人だから、父/母だから、社長だから、こういう時代だから、周りがそうだから…
その事に気付いて、本当の自分に帰ってこれるのは、すごく大きい事だと感じるし、自分が少し強くなった気がする。
そして、この感覚は、自分がここ数年研究し、他の人にも届けたいと思ってやってきた事とも、すごくLinkする。
改めて、これが自分の軸なんだと自信を持てた。
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約1年半が経過した今、改めて上記の体験を振り返っても、インパクトのある出来事だったのだなと感じます。
とかく人は、自分の良いところだけ、強みだけに焦点を当てて、そうではないところに蓋をしようとする。それは一見、自分が見かけ上、完璧な状態になったような気分にさせてくれる。
でも、そこにあるものを、一度認識したものを、”無いもの”にすることはできない。蓋をしても、やがて自分が意図しないところににじみ出てくる。
自分のマイナスの部分も、大切な自分の一部であることを受け入れると、不思議と力になる。完璧な人間なんていない。でも、完全な状態にはなれる。
これは、今でも僕が大切にしている考え方になっています。
ということで、今回は、コーチングの学びの初期段階での気付きや感覚の第1弾をお伝えしました。
次回はこの第2弾をお伝えします!
以上、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました!
挑戦に幸あれ!
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