「家事育児をやめて仕事に集中するという選択肢」11月4日から2024年11月10日

家事育児をやめて仕事に集中するという選択肢

うちは夫婦で共働きをして、家事育児も二人で半々くらいやっている。

現在、平日の仕事の時間が足りないと感じている。9時から仕事を始めて、17時にはいったん仕事の手を止めて夕食の準備を始める。17時半には妻と子どもが帰ってきて、18時には夕食というスケジュール。子どもが寝付いた21時以降に1~2時間ほど仕事をすることもある。

仕事の時間、足りないでしょう。夕食食べてるときに「即レスが当然だよね」という雰囲気のチャットが入ってくることもままある。子どものワガママ(食事中ののんちゃんはだいたいワガママ)と取引先のワガママが重なると、キーッとなってしまうこともすくなくない。

こんな毎日を送っていると、ときどき思うのだ。おれが仕事、妻が家事育児、と完全に役割分担をした方が、世帯収入は上がるのではないか。その方が一家全員が幸せになれるのではないか……と。

妻も、おれが青い顔をしながら飯を作ったり、仕事をしたりしているのを心配している。一時的に専業主婦になるのもアリと考えているのだ。

そこでFPに収入や資産をすべてさらけだし、相談することになった。FPへ相談の準備をしている過程でわかったのは、おれの想定よりも妻が稼いでいたことだ。この分を全部おれが稼ぐのは、ムリではないけど、けっこう大変かもしれない……。

FPに相談した結果、やっぱりいままで通り二人で共働きで家事育児を折半するのがよさそうだね、ということになった。おれが青い顔をしている問題は「もうしょうがないから、あまり気にしないでくれ」と告げた。

改善はできなかったけど、「改善ができない」ということは、いまが最良ということだ。それがわかっただけでも、だいぶ良かったんじゃないかと思う。

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