「妻はおれと映画を見るのを楽しみにしている」11月18日から2024年11月24日
妻はおれと映画を見るのを楽しみにしている
妻と家で「チャレンジャーズ」という映画を見た。これはおれの生涯の記憶に残るであろう、すごいヘンな映画だった。アマプラで見れます。
男2人が、1人の女をテニスの腕で取り合う。
女は「男2人が自分をテニスで取り合っている状況」を楽しんでる。
男2人も、テニスのトロフィーとして女を獲得できることを楽しんでいる。
そんな状況、ぜんぜん楽しくないと考えるのが普通だと思うのだけど(見ていてとてもつらい)、それを楽しむヘンな人たちのすごいヘンな話。
ヘンだよね~。ヘンだよな~。と言いながら夫婦で見た。
映画の内容はともかくとして、のんちゃんが1歳を過ぎたあたりから、寝かしつけに時間がかかるようになった。夫婦での夜の時間が少なくなり、こんなふうに夜に2人で映画を見ることもめっきり減った。
しかし、妻はおれと映画を見ることを、すごく楽しみにしているようだ。今回チャレンジャーズを一緒に見て、それがわかった。なにしろ妻はこの映画を一度劇場で見て、その上でおれに勧めて、そしておれと一緒にアマプラで見ている。
子どもができてから「それぞれのひとりの時間を大切に」ということはかなり意図してやってきた。片方が子どもを見ているのなら、片方は自由にする、というふうに。
でも、「夫婦のふたりの時間」が少なくなってしまうことについては、あまり考えが至っていなかった。今後もっととれるようにした方がいいのだろうね。
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