創作する人の脳内
こんばんは、みつおです。
普段、というほど投稿を続けているわけではありませんが、自分の精神面の記録をよく書いているここで今回は参加したい企画があります。
l'Alianco de Muzoj(通称LADEM)Advent Calendar 2021!
…といわれてもって感じでしょうそうでしょう。説明しよう。
これは、私が参加しているDiscordサーバーで、音楽やイラスト、その他創作活動に興味のある人たちが集っています。
参加者たちの間でアドベントカレンダーやろうぜ!という話が出てきたので私もまず一つと思い、今回の投稿に至ります。文章も創作だしね。
書きたい気持ちだけで突っ走ったので、後で悩むのが何を話そうってこと。創作に関することならなんでもOKらしいので、ここで元々書いていたことに則って「創作する人の脳内」なんてどうだろうか。タイトルだけでも非常に興味深いではないか()
素人の甘い考えかもしれませんが、誰かに「へえ、変なこと考えてんな、でもいいな」ぐらいの気持ちを抱かせることができたらこっちのもんです。お付き合いください。
音楽家の脳内
私の創作と言えばまず音楽です。小学校あたりからピアノを独学で弾きはじめ、そのうちギターや作曲にも手を出していきました。歌も好きです。
音楽とずっと一緒にいること、楽しんで続けることを一番の目標というか、人生の軸にしています。後述するイラストに最近は時間をとられていますがその軸はぶれていません。メイビー。
私が音楽にここまでハマった理由は何か。得意だから好き、好きだから得意。それも大きくあると思います。しかし、もう一つ私にとっての大きな理由は「頭をリセットできること」です。
ピアノを練習するとき、私は弾きたい!と思った曲を(譜面を読むのは遅いが)それはもう爆速で覚えます。そして指の動かし方を繰り返し練習。完璧に覚えてからも次に好きな曲が現れるまで、いや現れてからも、同じ曲を何度も何度も弾きます。親に打鍵音だけで曲を当てられるほどに聞かせました笑
この間、私の頭の中にいるのは次の音だけです。昨日会った辛いことも、過去の恥ずかしい思い出も、未来の不安もいません。ピアノと私だけになる。それ以外がいなくなるんです。
DAWの使い方を覚えたGarageBandでも、ひたすら打ち込んでいると平気で数時間過ぎます。そして作り終えた後には達成感だけが残っている。なんて幸せなことだろう。
当時の私はうつ病などもありましたが、没頭することによってネガティブな気持ちから逃げることができたわけです。本当に趣味があってよかったと心の底から思います。でも別に趣味である必要もないのです。別のことを考えるので忙しくしてしまえばいいんです。悩んでる暇なんてねぇってね。
イラストレーターの脳内
そんな音楽一筋だった私はいきなり大学でイラストを描き始めます。と言っても本当に初心者でイラストレーターと名乗るのはおこがましいのですが。一体なぜそんなことになったのか。
音楽は好きなはずでした。しかし、楽しめなくなっている自分がいました。自分に自分で義務を課していたからです。
当時の私の夢はミュージシャンでした。でもそうなると、音楽でお金を稼ぐことが絶対になってくる。今の技術ではダメだし、もっと外の評価を受けて成長しなければ。そう考えるとどんどん自分を追い込んでいきます。音楽が義務になっていると気づいたとき、ちょうど進路を決める時期でした。
私は決断します。他のことを仕事にしようと。
イラストを仕事にして、音楽は趣味で続けようという作戦をとりました。正直言うと音楽と親和性が高ければ何でもよかったのです。私にとって音楽を楽しむための手段でしかないから。
こんなことを言うとイラストを本気で目指されている方に申し訳なくなるのですが、これもイラストを描く一人の人間の道。許してください。
とはいえ、もちろんのことですが、イラストもそう簡単に描けるわけではありません。奥が深い。単純に手をどう描くか、構図、色、大学ではその後の仕事の取り方みたいな話も出てきます。講義を見ているうちに少し学ぶ楽しさも出てきて最近は大学課題に付きっきりです。
いきなり初心者から始めて仕事をとるなんて何年かかると思ってんだという意見もあると思います。もちろん大変なのはわかっています。でも、仕事を選ばなければそう遠くないと思うのです。自分の絵柄で勝負なんてことをしなくても絵の需要は結構あるらしいのです。
それに、その方法がとれるのもイラストは手段であるから。本命の音楽さえ守ることができるならなんでもできる。そんな考えなのです。
アウトプット
そんなことを考えながら創作をしているわけですが、私が大事にしているのは私自身の気持ちを創作によって吐き出すことです。
吐き出すことは普段自分の気持ちを人に伝えるのが苦手な私にとって大きな意味があります。しかし、それだけではないのです。
個人の気持ちやその時の考えというものはその人しか持っていないし、作り出されるものもその人にしか作れない。さらに言えば、過去の自分にも作れないし、未来の自分にも作れない。その時のその人だけが作れると思うのです。今ここで書いている文章も今の私にしか書けません。
なら、外に出さないのは非常にもったいない。だってあなたの脳内はあなたしか持っていないウルトラレアな可能性があります。それを見聞きした他人もこんな人がいると世界が広がる。そしてつながる。今はいい時代です。こんなすごいことが簡単にできますから。
思考は続く
創作をしている際中、創作の将来、創作をする意味について語ってきましたが、一文で言いたいこと言えと言われたら、「みんな、創作しようぜ!」だと思います。これに尽きる。
どんな方法であれきっとあなたの人生を豊かにするものだと思うのです。そこで悩むことも創作の醍醐味であると私も最近思えるようになってきました。
どこから手をつけていいかわからない人もいるでしょうが、作りたいものを作ったらいいんです。完璧はないから。自分がよければそれでよし。つまりそういうことです。
私も迷いながら悩みながら今後も何かを作り続けていくと思います。もし目にすることがあれば頑張ってんなと見守ってやってください。
長々と最後まで読んでくださってありがとうございました!
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