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大丈夫、なんとかなる

高校時代の友人と久々に通話で話す機会があった。
私から宣伝したわけでもないのにこのvlogを見てくれているらしい。驚きと嬉しさと恥ずかしさとぐちゃぐちゃであるがもちろん嬉しさがいちばん大きい。その友人に、そして今まさに動画を開いていくれている方々に、見てくださって本当にありがとう。

友人との通話では近況報告をしあったが、その同い年の友人はしっかり自分で稼いで一人暮らしをしているらしい。お互いに昔が大変だったのを知っているから「昔に比べて充実している」と聞いてすごく嬉しかった。それと同時に、一瞬、私は今後自立できるだろうかととても不安になった。

何度か話した私の過去編になるが、中学2年でうつ病、不登校になった過去がある。その時から「私は一生こうなんだ。親に迷惑をかけて生きていくんだ。」という考えがあった。何とか力を振り絞って頑張ろうとすればするほど空回るので余計に自信をなくしていた。
今となってはだいぶ自己コントロールができるようになってメンタルを安定させる技術が上達した。楽しいことを考えてもいいんだと思えるようになった。しかし、親からの、特に経済的に自立という面はまだ不安が残っている。色んな人に相談すると大学卒業してもすぐ親になにも頼らないで生きていける人なんて少ないよと慰めてもらうのだが、時間の問題だと思う。生きている限りいつかは達成しなければならない課題だ。そう思えば思うほど視界が暗く狭くなっていくのを感じる。

私はいつも自信がない。みんなにはできて私にはできないことがたくさんあると思っている。
けどここ数年で思考が少し変わったのは、大抵私が自分で自分を卑下しているだけで、実際他人から見た私は思った以上に普通だということである。苦手な電話も親は丁寧に話せていると言うし、体力がないと思っていても宅急便仕分けのバイトがこなせた。私は理想が高すぎる。故に理想と比較して落ちこぼれる。でも現実は私もできているのだ。
視点を変えると普通にできてるよと言われることに私がエネルギーを割いているように、周囲の人間もまた簡単にこなすようで努力を惜しまないのかもしれない。

とにかく自分から暗くなるのは何もいいことがない。楽しく生きなきゃ。そうは言っても現実問題が…と囁く心の中の悪魔がいるが、本当に壁にぶち当たった時に考えよう。予測してもそれ通りになる保証は無いし。今考えるのは今の問題だけにしよう。
今の問題と言えば、大学課題が大変なこと、はとにかくやるしかないし、友人が少ないこと、も別に嘆いてるわけじゃないしこうして通話する子もいるし、趣味に使うお金が足りないこと、もバイトすれば困らないし。思ったより、というかほとんどないんだ今の問題なんて。将来の不安は増幅するけど、いざ目の前にしたら意外と小さいかもしれない。大きかったとしてもどうにかするんだよ。人間の生存本能がどうにかしてくれる。すごく究極的かもだけど、要するになんとかなると言い聞かせている。

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