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『モヤさま』な旅

いつか関西に住んでみたい
という想いが密かにある

明確な理由はない
ただ、なんとなく
東に住む人間にとって、西の地は未知の地だから

関西弁に触れると
異国に来たような、新鮮な気持ちになる

デフォルトで関西弁を喋る人生でありたかった
でも、それは後からでも身につけられる、よね

コーヒーがコー↑ヒー↓になるのも かわいい

久しぶりに会った友人が、
「あっ コー↑ヒー↓って言っちゃった」
と呟いていて、きゅんとした

関西弁の全てが 私にとってきゅんなのだ

関西弁フェチである

京都、大阪、奈良と制覇してきて
次は神戸だ!と思い立ち、2泊3日の旅に出た

大阪の友人が会いにきてくれたり
ひとりで悠々自適に旅をした

とても充実した旅だった!
そして神戸は 魅力的な街だった

印象は…

・とても住み良さそうな街
・フランクな人が多い?
・街が綺麗
・海と山、街が融合していて良い
・おしゃれな人が多い
・美男美女が多い
・ギョーザ

こんな感じ

街をぶらぶら歩いて
どタイプなアメリカ輸入雑貨のお店を見つけたり
ゲストハウス兼バーで、素敵な出会いがあったり
セレンディピティの連続だったように思う


たまたま見つけたフルーツ屋さんで
ミックスジュース(その場でミキサーで作ってくれてるやつ)が250円くらいだったので

バナナとりんごとミルクだよ〜っと言われて興奮して買ったけど、ミルクみもフルーツみも想像の17分の1くらいで、全然おいしくなかった




ひとり『モヤさま』している気分になって
それはそれで、ネタになって楽しいと思えた

今までの私は、旅は完璧であるべきと思っていた

どこに行って何を食べるか、全て決めて
ガイドブック通りの旅をこなしていた

その通りにいかないと凹む

目的地以外が、あまり目に入ってなかった

でも、周りを見渡して歩いてみると
ネット記事やガイドブックでは見つけられなかった
素敵なお店やおいしいものに出会えることもある

それが、全部思い出になる

それを体感した旅だった

目指すのは『モヤさま』な旅

セレンディピティがあるから

旅はやめられない

有馬温泉で食べたコロッケは格別だった
湯本坂
生田神社


歩くと見つけるのは、有名なものが多いんだけどね

調べ過ぎなくても、行けばわかるって感じ

ではでは










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