けんしょ

脳内をまとめるのに使っていきます。まとまっているかは別の話です。

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『여기 봐/Look Here』命削って書いてみた

ずっとずっと悩んでいた。 なんなら今も悩んでいる。 この胸の内を吐露したらきっと心は苦しくなるし、回復までに数日から数週間要するダメージを負うに違いない。 認めたくないものを認め、知らないことを知り、ぼんやりとした偶像に輪郭を持たせて名前を付ける遊びだ。 強かに精神を打ち、体力と気力を削ぎ、甘い言葉のうえに居ても立ってもいられなくするための作業だ。 それでもやるべきことがある。やらなきゃいけないことがある。 『여기 봐/Look Here』について語らなくてはならない。

    • 活字を浴びる

      活字を舐めている。 活字を呑んでいる。 辛酸なのか酒なのか、浴びるように活字を身体に取り込んでいる。 私は変化を恐れているらしい。 これはきっと子供の頃から。 さらに私は、後悔を恐れているらしい。 これも覚えていないくらい昔から。 あったものがなくなること、動いていたものが止まること、生きていたものが生きていなくなること。 なにかの変化を嗅ぎ付けては、それが現実になって自分を侵食することを恐れている。 なにかに後悔したくなくて、耳やら鼻やら目やらを押さえつけている。

      • 宇宙を紡ぐ人へ

        ふと考える 君も僕を今見ているのか 僕の痛い傷まで君に全部バレはしないか 君の周りをまわるから 君の側にいてあげるから 君の光になってあげるから すべては君のために Moon より あなたの心の奥深くには触れられない。 あなたの想いの根底には辿り着けない。 どれほどの煌めきをそこに秘めているのか。 どれほどの痛みを底に閉じ込めているのか。 それを恥ずかしそうに、でも誇らしげに見せてくれる瞬間が、ひとときが、堪らなく愛おしいと思う。 お誕生日おめでとうジンくん!

        • 出会いを慈しむ花

          君が僕を呼んだ時 僕は君の花で 待っていたかのように 僕らは凍えるように咲く もしかしたら宇宙の摂理 ただそうだったんだ 分かってるんでしょ 君は僕、僕は君 Serendipity より 触れたら壊れそうで。手放したら溢れ落ちそうで。 笑顔と涙は表裏一体。その体温は不安の裏返し。 どうしたって手が届かない、触れられない花。 砂糖菓子のように繊細で、荒野に咲く熱く凍えた花。 それでも追い求めてしまう、蜃気楼の花。 お誕生日おめでとうジミンちゃん! 普段の笑顔に親近感を

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        『여기 봐/Look Here』命削って書いてみた

          愛が降り注ぎますように

          今全てが元の位置へ 空に僕の影が映って 僕は暗闇を踏みしめて立っている 頭を下へ 僕の踵へ お願い何も聞かないで ただ永遠に降ってくれ あなたが降れば寂しくない ただ僕の側にいてくれ 灰色の世界で生きたい 永遠なんて無いことを知っている forever rain より たくさんの言葉が頭の中で浮かんでは、しゅわしゅわともの悲しく弾けていく。 空に棚引く薄雲のように、海に揺蕩う白波のように。 ふとした拍子に見失い、そして追い求めてしまうもの。 愛は追いかけるほど輪郭を失

          愛が降り注ぎますように

          限りなく透明な歌声を

          あなたは僕の人生に浮かぶ日の光 幼い頃の僕の夢の再臨 分からない、この感情が何なのか もしかしてここも夢の中なのだろうか 夢は砂漠の青い蜃気楼 僕の奥深くのアプリオリ 息が詰まるほど幸せになる 周りがだんだん透明になる Euphoria より 目を閉じて、両手を広げて、少し深く息を吸って、吐いて。 溶け込んでひとつになる。温度の境目が曖昧になる。 澄んだ空気のようにそこにあるもの。 そこにあって欲しい声。 お誕生日おめでとうグク! あなたは音楽そのものみたい。 素敵

          限りなく透明な歌声を

          世界観とのLINKを体感した日

          去る2022年3月の末。 素敵な友人からのDMで私の世界が少し変わったお話。 5月28日土曜日、東京ドームにて「NCT 127 2ND TOUR ‘NEO CITY:JAPAN - THE LINK’」に参戦してきました。 初めてのk-popコンサート、初めてのイリチル、初めてのドーム。書きたいことはたくさんあるけど、まずは私に一番インパクトを残した「各メンバーへのイメージの変化」を書き記そうと思います。 そもそも私、大変申し訳ないけれども「にわか」です。 イリチルは

          世界観とのLINKを体感した日

          閑散たる 駐車場 夏椿

          これは酔い覚ましの水道水をIKEAのでっかいグラスで飲みつつしたためている駄文。 深夜1時47分の哀れな残滓を書き集めた愚にもつかない戯言。 多分最後まで読んだところであなたにとって一銭の足しにもならないけど、眠れぬ夜のお供に、持て余した昼のお供にどうぞ。 …やはり読み手の状況を考えないと筆が乗らないのは文字書きの残党たる所以なのかしら。 今日は色々なことを考えた。 全部をだらだらと気の向くままに書き連ねらかったけど、何が何だか分からないと思うので目次を書いてみる。 ・

          閑散たる 駐車場 夏椿

          その炎はなにより美しい

          Barn it barn it yeah barn it barn it 불을 붙여봐 불을 붙여봐 타오르는 태양이 될는지 아니면은 타고남은 재가 될는지 언제난 선택과 결정은 너의몫 과감한 포기 또한 용기임을 잊지 말기를 yeah cited from Barn It (feat.MAX) 燃やせ燃やせ そうだ燃やせ燃やせ 火をつけてみろ 火をつけてみろ 燃え上がる太陽になるか それとも残り物の灰になるか いつも選択と決定はお前の役割 思い切った放

          その炎はなにより美しい

          ホップする幸福

          내 음악의 Base Line 내 몸짓의 Base Line 내 삶 속의 Base Line 내 성공의 Base Line Base Line 지금부터 Base Time 느껴지는 Base 차이 cited from Base Line 俺の音楽のベースライン 俺の身振りのベースライン 俺の人生の中のベースライン 俺の成功のベースライン ベースライン たった今から基準時間 感じる基礎の差異 Base Line より 彼の身体からは「音がはぜる音」がする。

          ホップする幸福

          美しい音 美しい人

          美しいものには美しい言葉を捧げたい。 冬の空は空気が冷たく、より果てまで見渡せるような青空が広がることがある。 冷たい魔法瓶の中身は未だ温い。 寒い日の花火は一層華々しい。 ガラス一枚隔てたあちらとこちらで、まるで異なる空間が広がるような景色。 透き通ったガラス細工。縁日のビー玉。 世界中の小さくて綺麗な名も無き花たち。 そんな歌を歌える人がいる。 フィルター【filter】 1 液体や気体の中の不要物を通過させない装置。濾過(ろか)器。濾過装置。「フィルター付きタ

          美しい音 美しい人

          年の瀬はUGH!

          このタイトルが書きたかっただけなんだけど。 ラップラインが大好きな私は、テテに負けず劣らずこの曲が大好きだ。 ノリの良い曲であること、パフォーマンスが格好良いこと。それよりも。 「怒り」をテーマにした曲であること。それが大いに私を鼓舞するのだ。 近年私の中で、喜怒哀楽の「怒」が物凄く大切なものになっている。 もちろん「怒」の対象に愛はないけれども。 怒りはパワーになる。怒りは熱量を生む。 怒りは原動力になる。怒りは創作を生む。 めっちゃムカついた後に良いものが出来る

          年の瀬はUGH!

          銀河からやってきた少年

          그때 우리 참 많이 힘들었지 너무나 먼 저 하늘의 별 올려보면서 그때의 넌 (넌) 은하수를 믿지 않아 하지만 난 봐버렸는 걸 은색 galaxy 아팠을 거야 너무 힘들었을 거야 끝없는 빛을 쫓아 난 달렸거든 아릿해와 그 여름날의 공기 너무 차갑던 잿빛 거리의 소리 숨을 마시고 네 문을 두드리네 We gon' change We gon' change We gon' change We gon' change We gon' chan

          銀河からやってきた少年

          誰にとっての悪党

          時折自分が物凄く悪党に思える。 悪いことを思い付いたり、一緒に泣けなかったり、知らんぷりをしたり。 自分にとっての正義が誰かにとっての悪になることは、幼い頃から知っていた。 アクションヒーローも幼児向けアニメも、己の正義を貫く悪の格好良さと、度を越した思い上がりの末路を描いていたはずだ。 今自分は、世界のどこかから見れば悪党だ。 見えているものもそうじゃないものもひっくるめて、夜の帳に隠しきれないほどの大悪党だ。 悪いことはしてはいけない。 悪いことをしたら謝るべきだ。

          誰にとっての悪党

          捨てたいもの

          性別に頓着しない子供だった。 私の顔や声、服装や髪型はどうやら中性的らしい。 今さら注釈するが私は女である。 女であることに疑念を抱いたことはほとんどない。男になりたいと思ったこともほとんどない。 そして、数え切れないほど男に間違われてきた経験がある。 私に青い服を着せてベビーカーを押していた母は「元気な男の子ですね」と声を掛けられたという。 小学生の時分、下級生が「なんで男子が女子トイレ掃除してるんだろうね」と話しているのを聞いたこともある。 見知らぬ保護者に「ここ女

          捨てたいもの

          名乗れない名前

          大きなファンダムには往々にして名前が付いている。 ファンが付けた名前もあれば公式が供給してくれる名前も。 私が「ファンネーム」を名乗れない人間だと気付いたのはいつ頃だっただろうか。 今現在私は、彼らが与えてくれた素敵な名前を名乗れないでいる。 思い当たる理由。 ファンネームとは謂わば「主語」だ。 私は私を語るときに「私/俺/僕」「Me」「나」「Moi」など様々な一人称を使い、それを主語として感情や感想や雑多な想いを並べている。 私はこう思ったよ。僕にとって大切なものだ。

          名乗れない名前