同じようなフレーズを1回目と2回目で歌い分けるには?
〜今日のレッスンより〜
【同じようなフレーズを
1回目と2回目で
歌い分けるには?】
歌い分けよう、
と思っている時点で
1回目と2回目の違いを
さほど感じていないのでは?
ここで
〝歌い分けよう!〟
とすると後付けの音楽になる。
違う理由を探すから。
だから、出来上がったものは
取ってつけたように感じるし
歌う自分もどこか距離を感じる。
・・・
pだから小さく、
とかfだから大きく、とか
何か歌い分けられるヒントは
ないかしら?
と探すと思うのです。
その正誤ではなく
でも、
やりたいのは本当にそれ?
という問いをしてみよう。
・・・
やりたいのは、
こういう音楽だと
音楽から感じて
それに自分も賛成すること
音楽に共感すると
共鳴し返答できる。
響きが生まれる、呼応する。
・・・
今日は提案してみたアイデアは
【ピアノ伴奏だけを聴いてみる】。
探すのではなく【聴く】!
・自分が歌っている間
ピアノは何をしているんだろう?
・(自分が弾ける弾けない関係なく)
どんなストーリーだと思う?
・1回目と2回目は全く同じ?
もし同じだとしたらなぜ2回?
・フレーズの終わりだけ、
またはここだけ和音になる、
など何か1回目と2回目は
多少の違いがあり
それはスパイスだとしたら
それはどんなスパイス?
・もしピアノじゃなくて
オーケストラだったら
何の楽器が鳴っていそう?
など…
ピアノ伴奏を味わってみると
機微が見えてきて
それを感じた自分は
結果的に歌い分けられますよ!
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