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039 つまらなさの臨界点/雑記

朝から猛烈に動いた。
子どもを送ったあとコンビニでコピー、郵便局、買い物を済ませ、冷蔵庫の中を拭きつつ買ったものをしまい、台所の床に置きっぱなしになっていた野菜用のダンボールを片付け、猫砂を全替えし、タオルケットと子どものお気に入りを毛布を洗って外に干し、散らかったおもちゃをしまい、モップと掃除機をかけ、テーブルを拭き、ごちゃついた食器棚の上を整頓した。

昨日ひとりで外に出たことと、気になってた小説2冊をがっつり読んだおかげで、パワーチャージされたみたいだ。

絵を描いて、休みがてらちらっと本を読んで、また絵を描いて、お昼ご飯を食べる。

気がつけば午後。

こんなに動いていても、まだ何か足りない気がしてしまうのはなんでだろうといつも思う。
頭の中にある基準みたいなもの、あるいは理想みたいなものが、現実とかけ離れてしまっているからかもしれない。

もっとたくさんのことができるじゃん?
もっと効率よくやれるじゃん?
がんばりなよ。
もっとがんばりなよ。

むかしよりだいぶちいさくなったとは言え、まだまだそういう声が聞こえてくる。

アイディアが浮かんで行動が変わるのはとてもいいことだ。でも焦りから行動が変わるのはあんまりよくない。

物事を考えるとき、過去をベースにしすぎると最初は安心するもののだんだんつまらなくなってきて、いま、そのつまらなさの臨界点がやってきているように思う。

あたらしいことにガツガツと手を出して楽しめるタイプではないので、ただ手のひらをそっとあけておいて、そこに何が転がり込んでくるのかをワクワクしながら待ちたい。

4月はいろんなものがやってくる。きっと。

今日いろんなものを片付けたり整理整頓できたのは、何かが入るためのスペースを確保する作業の一端だったのかもね、と思う。