SixTONES VVS @福岡
ライブ感想は目次 5. からどうぞ。
詳細なレポはレポ職人の方々に任せます。
いち音楽好きが見た全体的な感想になります。
1.「まさか」が現実になる時
SixTONESのファンクラブに入会したのは2022年、「歓声の法則」アリーナツアーの募集開始のタイミングだった。
それまでは音楽番組見たりたまにCD買ったりする程度のゆる推しだったのだけど、京本大我様の歌にすっかりやられて、「この人の生歌聴くまでは死ねない」と思ってしまったのである。
この時は地元の北海道公演に応募、あっさりはずれた。
さて、次の2024年度ドームツアーは「4大」ドームツアー。つまり津軽海峡は渡ってこないということだった。
少し落胆はしたが、少し前に初遠征を経験して味をしめた私は「そういえば九州上陸したことないなぁ」くらいの軽いノリで福岡公演に応募した。
もちろん、当選なんてしないと思っていた。
当落発表は忘れもしない1月12日13時頃。
なんとなくXを開いたら当落TLで、そういえば今日だったっけ…くらいのテンションでFCログインしたら……………
最初に目に飛び込んできた文字、
「未入金」。
つまり当選である(一行目にちゃんと書いてある)。
手が震えた。
2.同行者、秒で決まる
ライブ参戦は基本ぼっち派だし、ましてや今回は遠征。近所のオタクを誘うわけにもいかない。
でも、九州在住のFFさんもいるし、もしものために…と2枚申し込んでいた。
だれかいないかな〜とTLを繰っていると、何度もやりとりしているFFさんの落選postを見つけた。
いつか会いたいと思ってた人。
気づいたらお声がけしてたし、秒でDMが来て同行が決まった。
その後、あんなにお世話になりまくるとも知らずに…………(すみませんでした)
ところでFCメールからの当選通知は15時頃に届いていた。
3.一文無しで福岡到着
顛末はこちら
4.オタ活@福岡
・タワレコ
・推しチュロス「DANNY CHURROS」
・Reebokのデカい広告
CDショップもショッピングモールも無い田舎に住んでるので、大きな広告を見つけて写真を撮る機会がほとんどなくて本当に楽しかった。
チュロスを予約してくれたり、お店の場所もぜんぶ案内してくれた同行者さんがいなかったらこんなに回れなかったと思う。
ありがとうございました😭🫶
5.いよいよライブ!!!!!!
R6.3.9 福岡PayPayドーム!!!!!!
SixTONESにとって初めての会場。
360°客席に囲まれた円柱状のメインステージ。
放射線状に6本伸びる花道、高く上がるクレーン。
なるべくオーディエンスの近くまで行く!という意思を感じた。
私たちの席は、アリーナの最前に近いところ。メインステージまでは双眼鏡なしで十分そうだった。
6.「音楽」をぶちかませ
いよいよ開演時間、メンバーより先に姿を見せたのはメインステージのバンドチームだ。
はい勝った。優勝確定!
以前のnoteにも書いたのだが、ギターロックバンドどっぷり時代を経てこの界隈に来ているので、やはり生バンドはぶち上がる。
アイドルでバンド連れてこれる人はそう多くないけど、SixTONESならやると思っていた。嬉しい。
あと、普通に音いいな!?
低音バッキバキだしギターもクリアに聞こえてくる。え、ここ本当にドーム?ライブハウスじゃなくて??
アイドルは歌って踊って元気を届ける仕事。
それは間違いなくそうなんだけど、彼らはもう一つ上の「良い音楽を届けること」を売りにしていくのだという自信と決意を感じた。
(注:まだSixTONES登場前)
クレーン上部からのご登場はさすがに「アイドル」だったけど、バンド隊との距離を感じさせない歌唱力で耳ぶん殴ってくる。あぁ幸せ。
メンバーがメンステに降りてくると、バンド隊とのアイコンタクトや絡みも頻繁にあって、本当にアイドルのコンサートに来たのか疑わしくなる(褒めてますってば…)
中でも、中盤のアコースティックコーナーにはしびれた。
SixTONESには、いつかアコースティックライブとオーケストラ伴奏のコンサートはやってもらいたいと思っていて。短い時間だったけど少し夢を叶えてもらった気分になった。
アコースティックで映えるのは、メンバーの歌唱力と表現力があってこそ。
彼らの歌を聴き始めたのは「僕が僕じゃないみたいだ」からだけど、あれから全員が本当にパワーアップしていてビビる。
音楽表現がパワーアップするごとに、高クオリティの楽曲にも巡り会える好循環ができている。
はぁ、羨ましい。楽しい。
7.意外と過去曲祭なセトリ
新アルバムを引っ提げたドームツアー、Jr.時代の曲なんてアンコールまでやらないよね〜なんて思っていたら、全然そんなことなく。
Rollin'、Hysteria、"Laugh" In The LIFE、…
え、JAPONICA STYLEまで聴いていいんすか?まじっすか???🌸
もうベスト盤で良くない?くらいの豪華セトリ。
キャリアを積んだ今だからこそ出せる安定感が心地よく、楽曲が「育ってる」と感じた。
こだわりの擬音メドレー(アルバム曲に挟まるRAM-PAM-PAM)も上がったよね。
8.推しは魔法使いになり、私は他担狩りに遭う
冒頭のクレーンは私の席から見て右側に京本大我。
わぁ推しだ!と喜ぶのも束の間、推しの様子がおかしい。
大きなフード付きのマントを被り、手には細い棒(先端にピンクのライト付き)。
え、魔法使い設定…???(戸惑い)
高所から客席に魔法をかけまくる推し。
曲が進むにつれてクレーンが蛇のようにくねりながら降りていくので、かなり広範囲に杖の威力が届くようだ。
なんだこれwww なにしてるのwwwww
こんなにふざけてるのに表情は決闘中の魔法使いさながらの凛々しさで、歌はとんでもなく上手だし、楽しいカオス。
エンターテイメントのベクトルが独特すぎやしないか。おもしれー男。
そして、私の中でのSixTONES他担狩り王が決定した。
森本慎太郎、あなただ。おめでとう👑
これまで音楽番組でもきょもほく(←推し)ばかり見ていてあまり注目してこなかった慎太郎くん。
今回の円形ステージでは6本の柱の間に一人ずつ立ったり、花道の先に一人ずつとかが多くて、メンバーが目の前に順番に来てくれる感じだった。
初めてソロでじっくり見てたら、ダンスは軽やかで綺麗だし、表情の作り方はバラエティでイメージする元気な感じとは全然違う大人っぽさで、何より金髪似合ってた。
え、めっちゃカッコいいこの人…ライブで化ける子なの???って頭混乱してた。
ライブ終わった後も気づいたら慎太郎くんのダンスを思い出してた。これが他担狩り…!!!
俳優さんとしては大好きだけど、これからはアイドルとしてもちゃんと注目したいなと思った。
9.喋ればANNが始まる
MC、まんまANNだった。
明るいけどだいたい意味がわからない末ズ、トンチキ魔法使い大我、誕生日を祝われるも何歳かわからないこーち、ボヤく北斗、回収する田中。
突如フューチャーされるめんたいこBOX。
うん、ラジオだね。
ゆるい誕生日祝い↓
ゆる〜いMCからそのまま繋がるほくじゅり「スーパーボーイ」は職人技。鮮やかな曲入りだった。
この曲本当に天才だよね、今回のユニ曲の中でダントツで好き。
10. 「Seize The Day」がやばい
ライブも後半、アゲアゲ・ゴリゴリ曲を畳み掛けた後に、クレーンの高度を最大限上げた位置からの「Seize The Day」。
これがもう…ね。やばいの。(語彙力の死)
イントロから空気が一気にピリッと引き締まり、サビでは心臓がギュッと掴まれるような泣きメロである。
メンバーの表情はモニターで確認できるのだけど、6人とも本当に心込めて歌っているのがわかる良い顔をしていて泣けた。
アルバムで聴いた時も好きな曲だと思ったのだけど、このライブのこの位置で持ってくるというのがSixTONESたちも重要な曲だと考えているのかなぁ…と。
やっぱりみんなの音楽センスが好きだ。勝手に心が通じ合った感じがした。
11. これぞアイドル!を感じるド派手&ファンサ演出が好きだ
バンド引き連れてのライブだったから、ライブハウスっぽい演出になる?
いやいやとんでもない。そこはドーム公演。
クレーン!羽!花びら!水!レーザー!トロッコ!デコトラ!銀テ!!!
からの、アンコールでのド派手花火大会!!!!!!
いやはや、ちゃんとJャニーズ。めっちゃJャニーズ。このお祭り感!!!!!!
アイドル感と楽曲の良さをまっすぐ届ける音作り、これ両立できないと思っていた。
できちゃうのね君たちは。
SixTONES、「アイドルなんて…」ってつい色眼鏡で見ちゃう層を楽曲の良さでぶん殴ってファン増やしてる。で、ライブめちゃくちゃ良いパフォーマンスして絶対離さない。まじかっけぇ。
それでも「推しの顔が見たい」「推しの近くに行きたい」アイドルファンへの気遣いも最大限な360°ステージ。
先の項でも触れているけれど、本当にメンバーが1人(または2人)ずつ偏りなく目の前に来た。
メンステでキュッと集まってたり、ソファに座る曲だと少し見えにくいのだけど、メンステが回転したり、ステージ上のカメラでも細かく撮ってモニターに映したり。
かなり手厚くカバーしてくれていたと思う。
これだけ幅広い属性の客を満足させられるなんて、夢があるなぁ。
「アイドル」という職業の守備範囲の広さを思い知った。
ライブにかける思いを知れる打ち上げでの会話↓
実現に苦労しつつも360°ステージにこだわってたのがわかる。客側としては大満足だったよ!!!(届け)
12. SixTONES、まだまだ「こっから」デカくなるよね!
大満足のライブを終えて思ったこと。
「あの曲もあの曲もやってない😭😭😭」
リリーススパンが短く、キャリアの割に持ち曲数が多いアイドルの宿命。仕方ない。
でも、いつか聴きたいあれやこれ。(特にソロ曲)
「やっぱりフェス似合いそう」
この日発表された「ごぶごぶフェス」への出演。
これも楽しみだけど、もっとステージ4つくらいあるデカいフェスだったり、もしくは音楽ガチ勢が多い硬派なフェスだって映えると思う。
(もちろんバンドアレンジで!)
そして、一番デカい声で叫びたい一言。
「札幌ドームも使ってあげてーーーーー!!!!!!」😭😭😭😭😭😭
まじで…
まじで待ってますのでね……
(なんならエスコンでも可)
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
💎special thanks💎
💙同行者お染さん
🖤銀テ分けてくれたアリーナ席のお姉さん
🩷終演後にお話しできたみみさんとママさん
またご縁がありますように✨