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赤ちゃんのおならは褒め、高校生のおならを叱る。

おならをされたとき、どう思うだろうか?

きっと嫌な気持ちになると思う。

「おい。」と言ってしまうかもしれない。


しかし、赤ちゃんがおならをしたときは

「よくできたね」「えらいね〜」

といった感じでほめてあげる。

どこに違いがあるのだろうか?

おなじ おなら なのに評価が真逆になっていることが不思議だった。


赤ちゃんはいろんなことがはじめてで、うまくできないことが多い。

びっくりしたのが、まばたきすらうまくできないことである。

まぶたの力のいれようがわからないのか、強く目をつぶりすぎたり、半目になったりしている。

おならもおなじように、うまくできない。あかちゃんは、ふんばっても、顔をまっ赤にしても、成功するか失敗するかわからない。


赤ちゃんと出会ってわかったことがある。

その人が今、あたりまえにできていることは、その人が一生懸命もがき、苦しみながら獲得したことだから、尊い。

小さいことをいちいち見つけてほめていきたい。

まずは明日からおならをした生徒をほめていきたいと思う。

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