![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40526221/rectangle_large_type_2_608b0dad158737d3a405b5267987cba9.jpeg?width=1200)
Photo by
harutomo
頑張り方さえ分からないあなたへ
何をどう頑張ったらいいか分からない。
(私も若いが)特に若い人や、全く新しい環境に来たばかりの人は、そう思うこともあるのではないか。
狭い井戸の底にいて、はるか上に四角い空が見えて、とにかく上に登り出なきゃいけないのは分かってるけど、周りが暗すぎてどうやって登ったらいいか分からない、というように、仕事で評価されるためには何をどう目指して頑張ったらいいか分からない、毎日あくせく動いているつもりが、全く引っかかっている感じがしない、という事もあるだろう。別に仕事だけではない。
何となくもやもやするのは自分の努力不足な気がして、不安になり自分を責めだしてしまう。しかし昔みたいに「ただ気合で頑張る」というのもしっくり来ない。
皆がバラバラのペースで、バラバラの走り方で、バラバラのゴールを目指して走る。だって皆違う人間だもん。
こういう「当たり前」を突き付けられ、だけど信号機はまだまだ古いレールの上を中心に整備されていて、大変ですね~。
かくいう私も頑張り方を分かっているのはまだ定かではないが、徐々に「一時的に興奮する幸福感」と同時に「じわっと最近頑張ってるな充実してるな」というのが沸いてくることが多くなった。
理由はすぐ言語化できるものでもないが、井戸の底で目が慣れてきて、とりあえず井戸の壁を触り続けるうちに足や手を引っかけて登る箇所が分かり始めたということではないか。怪我したりして底に戻ってしまうこともあるけど。
もうしばらくこのまま、休み休みだが走ってみようと思う。