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繰り返し書く言葉

 きょうはもうnoteは書かないとさっき書いたのに、書いてますから、予定変更ですけど、もう深刻にならずに、軽い話題を書こうかと思います。

 「大事なことだから二度、言いましたよ」と言いますが、ひとが繰り返し書く言葉、繰り返し言う言葉は、強調したいから何度も言うわけですが、よく観察していると、「そのことを常日頃から思っているから」というより、「そのことを常日頃から忘れているから」何度も書いている場合があります。

 たとえば、「祈りつつ」が口ぐせの人。おそらく、あまり祈らない人なのでしょう。

 あるいは、「ゆだねて」が口ぐせの人。おそらく、ゆだねるのが不得意なかたなのでしょうね。

 奥田知志さんの本に、繰り返し、同じ話が、形を変えて登場するのは、それは「常日頃から奥田さんはその話を忘れているから」という面もあるのでしょう。たとえば「あんたもわしも おんなじいのち」と抱樸のあちこちに書いてあるのは、抱樸のみなさんは、「常日頃からそのことを忘れかけている」から書いてあるのでしょう。

 いろいろな本を、その視点で読むと、新たな発見があるのかもしれません。希望に満ちあふれた本を書く著者は、実は、常日頃から絶望しているのかもしれない、とかね。

 ちなみに、手紙の最初に、「主の御名を賛美いたします」と書いて始める人は、まずそんなこと思ってないですからね。これは皮肉でした。失礼しました。

 以上です!軽めに書きました!

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