2024年1月、我が家のコロナ振り返り
「おばあちゃんがコロナだって!」
地震や事故のニュースでなんとなく気持ちが沈みがちだった新年のスタートでした。1週間が過ぎ、気持ちが少し落ち着いた1月7日。階下に住む義母がコロナにかかったことが判明しました。
実は、その少し前から2階に住む私たち世帯のほうでは、中学受験を目指す次女が体調を崩していたのです。次女は1月5日から熱が出ていて、咳やのどの痛みを訴えていました。微熱が3日ほど続いていたけれど、比較的元気だったのでのんびりと見守っていたのです。
そんな中、まさかの祖母のコロナ宣言。ふっと次女のことが気になります。次女ももしかしたらコロナなのかしら???
祖母がコロナと診断された次の日、熱は下がっていたものの相変わらずだるそうだった次女の小児科を受診予約をしました。今さらかもしれないとは思ったのですが、念のため確認をしておいたほうがいいと思ったのです。
受診した結果は・・・
コロナ陽性!!!
結果を知った瞬間、自宅でどう感染対策をしたらいいのだろうか、頭を抱えてしまいました。実は、一年半ほど前の2022年夏、わが家では長男、長女、夫がコロナを発症しています。その時は、夏休みで私と次女はたまたま私の実家に行っていたので、隔離状態を保つことができていました。
さらに、わが家は2世帯住居で1階に70代の義両親と90代の義祖母がいます。タイミングからすると、次女から義母にうつった可能性が高い印象です。ただ、生活空間はそれほど重なっていないはずでした。そうなるとどう対策したらいいのでしょうか。
また、次女が発熱してから受診するまでの4日間、まさかコロナとは思っていなかったので私は大した対策もせずに同じ空間で長時間を過ごしていました。2階が生活空間の夫、長女、長男も感染している可能性があります。
ただ、夫は
「俺らは一度かかっているから大丈夫じゃないか」
ととてものんきでした。次女の感染が分かった後も特に隔離生活をすることはなく、同じ空間で普段と同じ生活を続けました。
濃厚接触者なのに症状が出ない家族
次女が受診したのが1月8日。翌日から学校の新学期です。
受診したときに熱は下がっていたので、発熱から5日過ぎて体調も悪くなければ学校に行っていいと医師には言われました。
そして迎えた新学期1月9日の朝。熱は下がったのですが少し元気がない感じだったので、念のため学校を休ませました。
高校生の長女と中学生の長男は、冬休みの課題をぎりぎりに仕上げているので、始業式に欠席することになった次女のことを羨ましがる状態。長女などは「休みたいからコロナうつして~」と冗談で次女にまとわりつく始末でした。
話はそれるのですが、私は、新型コロナにかかったことがある人が再感染した場合、他人に感染させるリスクが低くなる可能性がある、というニュースが印象に残っていました(12月21日毎日新聞)。国立感染症研究所と名古屋大のチームがまとめています。そのニュースを家族に話したら、なぜか「一度かかった人は再感染しない」と誤った解釈が浸透してしまっていました。
そのせいか、夫、長女、長男はコロナ対策を何もしませんでした。手洗いうがいも適当。夫は人の食べ残しを食べるのも抵抗がない状態です。でも、不思議なことに次女の自粛期間に発症する人は誰もいませんでした。
その後、次女は順調に回復しましたが、無理して登校させないことにしました。実はその週末、13日の土曜日は近隣の私立中学受験日だったのです。次女の志望する学校の受験日ではなかったのでわが家は関係ないのですが、同じクラスに13日が受験という友達もいると聞いて休むことにしました。担任の先生からも、何人も休んでいる友達がいるので授業をあまり進めない、という話を聞いていました。ゆっくり休んで感染を広めないと同時に、家で自分の試験の準備をすることにしたのです。
そしてやってきた週末、13日の土曜日。階下で感染していた義母はマスクをしていたものの、ほぼ回復しました。次女も学校を休んで自宅でおとなしくしていたおかげか、だいぶ元気になりました。
ついに感染しました😿
が・・・
13日の朝、前日まで何ともなかった私が、ひどい寒気を感じるようになりました。午前中の時点では熱はなかったものの、ひどい寒気がしていました。
それが午後になり、ついに38度台まで発熱してしまったのです。ここ30年以上寝込んだことのなかった私が、ついにダウンしました。この日は土曜日。午後診察している病院に行ったところ、駐車場の車内で待機する人が何人もいました。30分くらい待ったかと思います。
自分の診察の番になり、検査の前に医師からは「その日に発熱したのであればコロナの検査をしても反応が出るかどうかわからない」と言われました。でも、診察まで長い間待ったので⁾検査をお願いしました。
結果は
陽性でした💦
次女が発熱してから8日目。義母の発熱からは6日目です。
おそらくですが、次女発症からの5日以内に感染していたのでしょう。もしくは義母経由かもしれません。どういう経緯で発症したのはわかりませんが、潜伏期間があったから次女や義母の自宅待機期間に私は発熱しなかったのだろう、と考えています。
発症後の様子と気になる記事
私の熱は、1日で下がりました。夫には「あっという間に熱が下がったね」とびっくりされたほどです。ただ38度台の熱が出たのはおそらく40年ぶりくらいでした。服を着こんでも布団をかぶっても寒気がおさまらずしんどかった・・・。実は私、インフルエンザもかかったことがありませんでした。健康だけが自慢だったのに、それが崩れたのかと思うとちょっと悔しい気がします。
ちょうど寝込んでいた時、コロナの後遺症のニュースがとびこんできました。(2024.1.15毎日新聞)
後遺症が出る人は女性のほうが割合が高いようです。しかも20代から40代の女性がリスクが高いのだとか。ちなみに私はその年代の範囲を超えています。
さらに、新しい変異株のニュースも出てきていました(2024.1/19)。
わたしがコロナ判定をしてもらった時は、変異株の話はなかったのですが、今後は変異株コロナになる人も出てくるでしょう。やはり感染しない努力は必要です。
熱が下がったあとの自粛期間中は倦怠感がありましたが、幸い後遺症もなく元気に過ごしています。発熱してから1週間がたった今は、コロナに感染したことを忘れるくらい平常運転できています。年代が後遺症リスクの範囲を超えているからもう安心しても大丈夫だろうか、とは思っています。
感染を振り返って
今回の感染を振り返り
・コロナ禍が始まったころに比べ、重症化しないで済んでいるのは予防接種などが普及したおかげか(わが家は義祖母以外みんな、最低2回は接種済み、さらに世の中の多くの人が予防接種を受けているので世の中が落ち着いているのだろう)
・熱が下がると気が緩みがちだが、周囲に感染させるリスクは減ったわけではない
と感じました。
また、わたしが住んでいる地区は震災の影響を受けなかったものの、地震とタイミングが重なったことはいろいろなことを考える機会となりました。体調不良の時に避難することになったら本当にキツイ。もし重なったらどうしていたでしょう。普段から健康に気を配ることは大事だと感じました。
今後もしばらくコロナとの付き合いは続いていくと思いますが、今どんな状態なのか、最新情報にアップデートしていくことが大事ですね。
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