それ、本当に全力なの？

「完全燃焼」

それが私の人生テーマ。

完全燃焼とは
全力を出し切ること。

サッカードクターとして
一流アスリートをたくさん見てきて

彼らの毎日全力を出し切る姿を
見てきたと思っていました。

しかし、最近勧められて、
あるマンガを読んで
いろんなことを考えさせられました。

それが、「聖（さとし）」
という将棋マンガ。

子供の頃から難病に苦しんだ
村山聖棋士の物語で、

ドクターストップをかけられながらも
最後まで棋士として将棋を打ち続けた。

これを読んで「全力」の概念が変わりました。

今まで自分が思っていた全力は
全力ではなかったなって。

全力とは「全生命」を賭けること。

そもそも、人は
自分が死ぬことに直面しないと
本当にやりたい事はわからない
ってことを改めて感じました。

例えば、癌になって
医者から余命を宣告された途端に
急に生き方が変わることってよくあります。

けど、それってもったいないなって。

なぜなら、余命宣告をされて始めて
本当に生きたい人生をきたってことだから。

それなら、余命宣告なんてされる前に
まだまだ十分に時間があるうちに

本当に生きたい人生を生きたいなって
そう思いました。

そう言うのは簡単だけど
果たして自分はどうなのか。

生きたい人生を生きているのか。

全力を出しているのか。

それが突きつけられた気がします。

私は、医者として
たくさんの死と向き合ってきました。

そんな中で、
後いの人生を送りたいと
強く感じたことも

サッカーを卒業して
パフォーマンスドクターの道を
歩み始んだ理由の一つです。

その選択自体は、
全く後悔がありませんが、

果たして、自分はその道を
全力で歩んでいるのか。

完全燃焼していると言えるのか。

もうこの世にはいない彼に。
大きな刺激をもらって

これからも完全燃焼を目指して
予定調和の人生を超える挑戦を
していきます。

ぜひあなたも一度
この漫画を読んでみてください。

オススメです！

そして、自分の死と1度向き合い
自分の人生と向き合ってみてください。

そこにはいろんな感情があるはずです。

それでは、今回はここまで！

ありがとうございました！

P.S.
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