見出し画像

人生で初めて心臓を止めた日

11月14日の話なんですが
人生で初めて心臓を止めた日から
3ヶ月目でした

うっ血性心不全になって入院して
その後、検査して
僧帽弁閉鎖不全症だったという事が
分かって
この病気は、薬で症状を軽くもできるけど根本的に治さないと意味が無いから
入院の先には手術をする事は決定で

人生で初めての手術

まさかそれが心臓手術だなんて
実感がなさすぎて非現実すぎて
受け入れる間もないまま
その日が近づいて
手術当日

あ、この手術室に行く廊下
ドラマとかで見た事ある…
手術室の中はドラマや映像作品で見たことがあるそんな感じだった
手術台に寝て、手に点滴を刺して
麻酔入って

意識が戻った

先生と看護師さんが名前を呼んでくれている
目を開きたい
瞼が何故か開かない
指先を足先を動かして起きてる事を
伝えたいのに動かせない

初めての経験

やっと目が開けれた
手術は終わった

金縛りにあっていたらしい
金縛りも初体験

色んな管がささってる
怖くて現実を見たくなくて
なんか処置してる時、ずっと目をつむってた
現実を見れなくて

心臓手術の時、心臓を2時間止めて
手術をするらしい
私、心臓2時間止まってたんだ

心臓手術をした日は、2個目の誕生日
おかえり心臓
おかえり命

痛くて怖くて
目を背けて
でも痛くて
薬でやわらげて
そのうち痛みになれてきて
日にち薬だからと
先生や看護師さんにいわれて
調べたよ

日にち薬
「日にち薬」とは、悲しみや苦しみなどの辛い感情が、月日を経ることで和らぎ、乗り越える力を与えてくれるという意味です。






いいなと思ったら応援しよう!