4月2日

西尾駅へ。僕は待った。彼女は来た。見た瞬間涙が溢れ出た。その時わかった。待っていたのは彼女側だったと。僕が待たせていた。
遠回しな言い方で本音を隠して表記する。

僕の彼女に対する「大好き」という言葉は謝罪の気持ちで、彼女の僕に対する「ごめんね」は好きだった僕をこれ以上嫌いになりたくないという優しさだった。

12:40家の公営住宅に着く。エレベーターにおっちゃん。目が合いお互い笑顔に。
「何階?」
「あたたかくなったね、桜はもう散るけど」

ダサ過ぎたこれまでの自分。受け止められるか。
丸一日ぶりの食事をとる。バナナを一本。これから計画を立てる。今から図書館へ。

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