5月6日
大学後、覚王山、今池、池下辺り散歩。
ここら辺はやはり、文化的な街という事で、名駅辺りでは見つからない面白そうな場所がチラホラありました。
特定の場所が面白いというよりも、この街全体がゆるーく、汚く、美しく、ごちゃ混ぜ感が散策のしがいがあるなと思った。
ぱっと見綺麗だけど、細部はそうでもなかったりする。僕は綺麗がそんなに面白いと思えないタイプなので、だからこそ好きな街なのかも。
覚王山アパートに入ってみた。入口すぐに店を構えている小説家の人と話した。小説家として活動して始めて2年目で、今は絵を練習中らしい。昔から小説は読んでいたらしく、絵も昔からかと思い尋ねると、最近始めたと言うので驚いた。
「自分で描きたいと思った」
「これしかやりたいことが無いから」
ありのままを生きるその姿はカッコいい。
100文字の短編小説を一冊にまとめた物を見せてくれた。僕は小説はそんなに読んできてないので、言葉の世界観を共有する事は出来なかったけれど、通底に生きづらさ、ネガティブ、苦しさみたいな物を感じて、そのことを伝えると、そうなんですと笑顔で作品について色々と教えてくれた。
覚王山アパート内は他にも雑貨を中心に様々な店がある。店をで後で、ここのチャイティーが美味しいという情報を思い出した。悔やしい。
東山から千種に向かうにつれ、道の起伏が落ち着いた気がするのは気のせいかな。
振り返ると東山から覚王山辺までの道のりが特に楽しかった。家々の間が狭く、こちらとあちらを仕切る様に細い木が植えてあったりする。緑豊かな雰囲気が漂わせながらも都会である街ならではの光景なのかもしれない。
池下あたりのマックで作業。4、5時間いたと思う。
9時前には帰宅。姉が風呂を沸かしてくれていた。お腹が空いていなかったので、風呂から出たあと軽く絵を描いて就寝。
この軽く絵を描いた時間に様々な事に気がついた。自分の心をフラットに戻し進める方法について。「イメージ」の先に身体がある事。流れの中に身を置くという事。
またいつかここに書こう。
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