公共工事の発注者にはどんなところがあるのか?~そこからわかること~

公共工事とは、国や地方公共団体、その他の公的機関が発注する工事を指し、主にインフラ整備や公共施設の建設を目的としています。これらの工事は、地域社会の発展や生活の質向上に寄与するものであり、その発注者は多岐にわたります。

これから公共工事に参入したい方は発注者と言えば、地元の市町村や都道府県が思い浮かんでくると思いますが、公共工事の発注者というのは皆さんが思っている以上にありまして、この記事では、公共工事の発注者について詳しく見ていきます。

公共工事の発注者

以下に挙げるものが公共工事の発注者です。消防やごみ処理場などを運営する事務組合なども公共工事の発注者ですし、国立大学も各都道府県にありますから、実際に細かく見ていくとかなり多くの発注者がいるというわけです。

発注者はたくさんいるのだから地元の地方自治体にこだわる必要はない

上で見たように公共工事の発注者はたくさんいるわけですから、公共工事に参入しようと考えた場合、必ずしも地元の自治体だけにこだわる必要はないわけです。近くの国立大学、競馬場など探してみれば、チャンスは思っていたよりもたくさんあるはずです。地元の自治体だけでは年に数件の工事しかないとしても視野を広げてみれば、案件はたくさんあることがわかると思います。

とは言え、やはり実績の壁がある

案件は思っていたよりたくさんある。ただ、実際に入札に参加できるかと言えば、これはやはり実績の壁などがありますから簡単ではありません。それは以下の記事に書いた通りです。

そこで、私からの提案ですが、次のように進めて行ってみてははどうかと思います。
1.まずは件数が少なくても地元で工事を取り、実績を作る。
2.その実績を元に他の発注者の工事にも参加できないかを探り、開拓していく。

地元の工事だけでは割に合わないとしても、それが最終目的ではなく、次へのステップだと考えれば、チャンスはどんどん広がっていくはずです!

まとめ

公共工事の発注者は、国や地方公共団体に限らず、多岐にわたります。地域社会の発展や生活の質向上に寄与する公共工事に参入するためには、視野を広げて多様な発注者を探し、チャンスを見つけることが重要です。

地元の自治体にこだわらず、国立大学や競馬場などさまざまな発注者を検討することで、案件の数を増やすことができます。まずは、地元の工事で実績を積み、その実績をもとに他の発注者の工事に参加することで、次のステップへと進むことが可能です。積極的な姿勢で挑戦し、チャンスを広げていきましょう!

具体的な相談をしたい方はぜひ私に直接ご相談ください。ご連絡お待ちしています。
行政書士 齋藤 聡
TEL 0254-20-7986

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