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「【新概念】『10年後も使えるスマホ』を考える」NewsPicks 2022/9/27

【記事の要約】
大半のスマートフォンは、ユーザーが勝手にいじれないよう、本体内部が密閉され、部品のアップグレードは不可能だ。ソフトウェアのアップデートも、Androidで2年、iPhoneで5年となっている。そして、メーカーは毎年新機種を発表し、機種変更を促している。端末を買い替えなくても、新しいテクノロジーを搭載したスマホが手に入る世界を目指す、アムステルダム「Fairphone」の端末は、ネジ数本を外せば、数分でパーツ交換が可能で、OSのアップデートも可能な限り長くサポートする予定だ。けた外れの資金を持つハイテク企業も、地球環境と財布に優しい端末の実現のために、もっといい仕事ができるはずだろう。

【私の考え】
現状では、FairphoneとiPhone等の間には機能、ブランド力ともに大きな差があると考える。大手メーカーとの機能差を縮めることは難しいと思うので、部品交換しながら長期間使えるスマホを開発する企業は、自社ブランドに対する情緒や自己表現に関する価値を高められるかが重要になると考えた。また、手頃な価格で買える中古スマホの所有率が、近2年間で2倍の11%へと急速に伸びており、安価なスマホの需要も高まっているため、部品交換できる安価なスマホにも、一定程度の需要が見込めると考えた。


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