「引退した路線バスを魔改造・・・マニアもうならせる『サウナバス』を自腹で完成させた29歳会社員の熱意」PRESIDENT Online 2022/6/25
【記事の要約】
神姫商工株式会社のサウナバスは、社員の松原安理佐さんが、フィンランドのサウナバスを参考に、サウナ検索サイトのメンバーのアイデアを借りながら、引退した路線バスの改造をしたものだ。企画提出当初、社内からは反対されたが、経産省の「出向起業に係る補助金制度」と自費、VCからの計1000万円以上の資金で実現した。1日30万円で貸し出しているが、体験会では24枠の募集に約250人の申込が集まるなど順調で、2年程度で資金を回収できる見込みだ。
【私の考え】
各省庁が募集する補助金も、サウナバスのような事例が公表されると、申請を検討している人のイメージが深まり、申請が活性化されると考えた。一方で、サウナバスの例が、一定程度リスクを背負い行い、成功したことから、質の高い社内起業の実現には、適度なリスクも必要だと考えた。SNSでニーズを確認するだけではなく、マニア層と協働して事業を創り上げる点も面白いと思った。