入院についての話トカ
包丁を持ってトイレに篭っている、外を歩いていて足に違和感があると感じたら足の毛穴からバッタが体内に潜り込むのではないかと想像してしまう等の話をしたら精神科の先生から入院を考えろと言われた。
そしてそれを訪問看護師さんに伝えた。
入院するかもしれません、と。
そうしたら看護師さんに半笑いで「入院?笑。あなたが?」と言われた。
私は酷く幻滅し、そのあとは「あー」だとか「はは」だとかしか言えなくなった。
帰ってから訪問看護の事務所に電話した。もうあの看護師さんは来ないでください、と。
後日、半笑いしてきた看護師さんとは違う看護師さんが訪れた。現在の体調の話をしてから、揉めた時の話を聞かせてください、と。
私はそのまま話した。半笑いで馬鹿にされたと。そうしたら、向こうは「馬鹿にしてはいない」「そう感じたのなら謝りたい」とのことだった。そして、その幻滅が今までの積み重ねなのか、それともその時だけのものなのか、今の体調、いろいろ含めて言われた言葉が
「現在体調悪そうなので数週間の休息入院も考えてみて良いかもしれません」
だった。
あまりにもフェアに見られていない。
まあそうだ、向こうは精神科病棟で働いていた経験もあるベテランの看護師さん、そしてこちらは統合失調症。
フェアに見られるはずもなくて。
でもそれが凄く悔しい、どうしたもんだ。
今でも殺されるかもしれないという妄想は付きまとう。トイレに篭ったり、頭に赤いライトをつけて威嚇しながら寝たりしている。滑稽だね。
でもなんとか生きている。
制作もしている。もう無理かもと思いながらも一生懸命生きている。恩返ししたい人がいる。笑い合いたい人がいる。会いたい人がいる。したいことだって夢だってある。
病気と戦いながらも私はつくづく幸せ者だなと思う。
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