CHCO大木

CHCOとして若手の多いベンチャーでコロナ対策を社員訴求して、改めて大事だと思ったコトをメモ_φ(・_・

こんにちは、ヘルスケアコーディネーターの大木です。
私は株式会社ラフールというメンタルヘルスをベースとした組織の課題分析サーベイや仙台で保育園を運営するベンチャーで、CEO補佐と兼務でCHCO(Chief HealthCare Officer)という社員の健康増進のための知識啓蒙支援などを行う取り組みも担当しています。

そして私は他の会社にも所属するという珍しいワークスタイルなもので、各社のコロナ対策をいろんなケースが見えてきた1ヶ月ちょい...。

今、思っていることをメモしておこうと思います。

WHOがいよいよ「パンデミック」とした新型コロナウイルス感染症について、みなさまの勤務先でも多くの対策をご案内されていると思います。

厚労省内閣官房、各種団体からも啓蒙のポスターだったり通達するPDF資料だったり、たくさんの資料を目にしていますよね。JRに乗って通勤すると、アナウンスでも乗客に向けた啓蒙放送がされています。

ベンチャーとはいえ、ラフールでは保育園運営にも携わっていますし、メンタルヘルスだけではなくオフィス環境や業務課題までサーベイで解析するようなサービスを提供しているので、自社での対策もかなりしっかり模索しながら進めています。

当然ながら試行錯誤って感じですが、臨機応変に総務担当が随時決定して、役員承認を得て通達してくれています。

▼ラフールで実施している対策例
・社内にマスクや除菌アイテムを揃え、常に清潔に整えている
・在宅勤務が可能な社員は、基本的に在宅からの勤務を整えずみ
・通勤ラッシュは避けるため、業務時間をセーブ(10:30~16:30業務)
・営業は出来る限り電話対応を優先
・休日も人混みに出ないように社員へ案内
などなど。サイトにも営業変更などは掲載しています。

私個人としえは啓蒙担当としてCHCOとしては、以下のようなメッセージを社内Slackを通して全社員へ案内し、Slack間でチャットコミュニケーションをしました。

発信の目的は
・死亡者数ばかり報道されるので、精神面で不安になりすぎないよう
・冷静な判断ができるように具体例での説明を心がける
・若い社員視点で案内
・若手の日常的な健康管理を見直すきっかけにする
・微熱の判断に関しては、女性の高温期にも触れておきたかった

▼実際の発信内容
2月下旬に発信しました。
実際のSlackでは記号もあって、もっとポップです。

おはようございます。CHCOから新型コロナウイルス感染症について、改めてのご案内です。

まず前提として。

★ ほとんどの人は単なる風邪や花粉症との違いわからないくらいの症状です。
→だからスポーツクラブに感染者も行くくらいなんですね。

★ 状況を見る限り、横にウイルスがあるのが当然と思って、粘膜周りの予防と風邪っぽければ
 周りへの配慮のために自宅待機や、面談時は客先でもマスクをしましょう。

>大事なこと
手洗いうがいは大事なのですが、健康的な人は風邪や花粉症とわからない程度の症状みたいです、
自身が保菌者である可能性も考えて動きましょう。
風邪は治りますよね、そーゆーものと思い、熱や咳ですぐに焦ってすぐに病院へ行く必要はありません。
経過観察が必要です。


▼対策を確認▼

● まず、手や口からだけではなく粘膜感染は目や鼻からもあります。マスクするなら、お鼻もしまう。
 メガネが付けられる人は眼鏡も効果的(花粉眼鏡はよいね)

● 水分補給をしっかりし、喉に着いたとしても、飲み込んで消化できるのです。

● しっかり寝ましょう。
ウイルスが身体に入ったとしても、基本的には免疫力でやっつけることもできます。睡眠が本当に大事です。

● 体を冷やさない。
体温が高い方が嫌なヤツは、体内でやっつけられます。
女性は「ストッキングだけ」とかはこの時期は避けとくといいね。体温がちょっと違うだけで違います。

● どれを食べればよい、なんて栄養素はありません。
ビタミン+ミネラル+タンパク質+良質な脂をしっかり取りましょう。
体の代謝がまわり、免疫力を高めるには栄養バランスがないと、回るものもまわりません。

● 花粉症の方へ
花粉症ですと、免疫力が下がっている状況と思っていいでしょう。
アレルギーを抑える薬は我慢せずに摂取し、免疫力を整えるのがおすすめです。

【女性のみなさんへ】
生理前後の女性も、人によって免疫力が下がったりします。
PMSと決めず、貧血やダルさがおかしいなど体調悪かったら無理しない!!
→症状があり、不安になったら大木にコールくださいね。症状も相談乗りますよー。
(ご家族の分でも大丈夫!、なんでも聞いてください)

以下、お医者さんからご案内いただいた記事を。

▼ご家族へ (お子様にはこちらを是非)
お医者様よりご案内いただきました。
幼児にも知識啓蒙が大事ですね、子供から風邪をもらうのは育児中の両親にはよくあること。
改めて親子でチェックしましょう。
https://drive.google.com/file/d/1BmSMcCNqn7_37B0avjoI8t1H3SnCKlEk/view

私がSARS撲滅を指揮した感染症専門医の博士に聞いた、彼がやっている対策例も参考にご案内します。
先生の対策① 帰宅後は肘下から洗い、男性は顔も洗うのがいいよ。
先生の対策② 外出時は眼鏡をかけている。
 →目の前の人からくしゃみされても正面からは入りにくい。
 くしゃみの際の飛沫力が一番強いので警戒しているそうです。

改めて、全てのことで言えますが。

「新型」なので随時、状況によって明確になることは変わります。

上記も私が信頼できる医師に聞いたものシェアされた記事なもなの、解明しきれてないので確実とはいえません。

過去の経緯も参考に、できる範囲のケアを皆さんで行いましょう。


ラフールはリモート勤務が可能なので、普段と違う感じがあるなら、無理せずに在宅勤務を相談しましょう。

なお、改めてですが。
現時点では「病院にいった」から、「検査した」からって、何かできるわけではないんですよね。
だって今のところは新薬無いわけだし。「コロナとわかったから、なんなの?」ってこと。

症状が出ても、インフルエンザなどと比較して重篤か、症状を判断しましょう。
無理に動かずに、まずは栄養をとって養生して、心配しすぎないで寝れるなら寝る!
(そしてご家族とは隔離、マスクして過ごす)
これで、健康的人は治るケースが9割って現状らしいというので〜。

不安なことは、個人的に何でもご連絡ください。

すると

若い女性から「ありがとうございます、さすがですね〜!!とっても分かりやすいです!!!対策、がんばります!!!!」

とか

若い男性から「ありがとうございます!対策の基準ができて、不安が解消されました!今日から実践します!」

とかとか、

レスポンスがあって、Slackでお話していると、私も具体的なスタッフの生活環境を思い出して、以下の追記して発信したり。。。気づくわけです。

@here

若い一人暮らしにシャワー派も多いと思いますが

出来る限り【湯船に浸かる】も意識してみてください

湯船は、適度な水圧もあり、運動不足だったとしても、血流が回りやすいです。
(免疫力や栄養素も代謝が大事)

さらに加湿効果もあって、喉や鼻も潤います。身体も温まり、いろいろ良いです。

ほんとの微熱くらいなら、湯船にしっかり浸かる方が良かったりしますので、体調と相談して暖かくしてください。
(脱衣所など寒暖差がひどくなるケースは、お勧めしきれない)

『まぁ、ここまでやっても感染してしまったら、「そんなもんだ!」ってことで受け入れるしか無いよ〜』と、
私のお世話になっている博士は「ガハハっ」って笑ってました。

ちゃんと対策しても感染はしてしまうケースもあり。

とはいえ、身の回りへの感染増やしたり、重症化しないように、セルフケアは大事にしましょう(^ ^)


こんだけ気を付けても、私ですら家族みんなで風邪なのか花粉症なのか、咳こみ気味です。

そんな状況なので、できる限り今は対面は控えてます。お互いに頑張りましょう〜 


なお、あくまで私が言いたかったのは
 【健康なみなさんには、そこまで恐怖心を感じ無いでほしいこと。
 上記のセルフケアをしっかりし、状況を判断して、行動してほしいこと】
こちらの2点だよ。

すると、さらに女子社員から「若い一人暮らしのシャワー派です:笑。なるほどですね〜!!」とかってレスポンスもきました。

一般的な対策啓蒙ポスターでは、気づけない点だと思います。

私事ですが、自分自身がガツガツ働いていた20代の頃、一人暮らしで過ごしていた適当なライフスタイル。当時の自分は悪いとは”微塵”も、思っていなかったわけですが、知識がちゃんとついた今となっては、改めて「20代の私の生活は、マジひどいな(;´Д`)」ってしか、思えないので...、ヒアリングしていると同じような環境のスタッフも多いと感じています。

なので、若いスタッフにこそ快活な生活になるための、栄養や休息の指導をするのが大事だと思っています!

当たり前ですが、冬なんだし、春に向けての寒暖差も激しい時期になりました。

これだけアナウンスしたり在宅体制を整えているラフールでも、社員の中に風邪を引いてしまう人はでてしまいます。それもやはり若手が多く、比率的に言うと女性が多い印象があります。

対して、平均年齢が40代後半のメーカーにも所属していますが、こちらのほうが皆さんの個々のセルフケアがとってもしっかりしていて、風邪をひいている人が非常に少ない印象があります。

(→上記は、あくまで大木個人環境による感覚比です:笑)

一人暮らしの若い社員こそ、風邪をひきにくい免疫力の高いカラダの維持のために、「疲労回復」を意識した「毎日の栄養摂取」と「しっかり休息」、そして特に「女性はカラダを冷やさない」で過ごしてもらいたい、と思ったのでした。

そもそも風邪を引きやすいって方にとっては、改めて自分のライフスタイルを見直すきっかけにして、元気に過ごせる人が増えるといいな。

と思ったので、メモ _φ(・_・

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