【ライブ感想文】アイマス合同ライブ(MOIW2023)に行ったらバチボコにおみまいされたという話
※かなりの長文による、やや古参寄りのアイマスPによる悲鳴です。
時間のあるときに気が向いたら読んでみてください。
0.はじめに
2014年2月から2020年2月まで、およそ6年間にわたり、自分はアイマスのライブ(主に765プロオールスターズ(以下765AS)とシンデレラ。ミリオンとシャニマスも各1回だけ行ったことがある)に参戦してきた。現地のチケットが取れないことも少なくなかったが、それでもどうにかライブビューイングには行くことができていた。つまりこの期間においては、どっぷりとアイマスライブの魅力にはまっていたということだ。
しかしながら、コロナ禍によるライブの配信化に伴い、自分の中でのライブは「現地や映画館まで行って気合入れて観るもの」から「自宅のPCから気軽に観るもの」に変わってしまっていた。配信視聴はあまりにも楽すぎたのだ。そのような日々が続き、有観客ライブが再開しても「楽だし安いから」と配信視聴を選ぶようになってしまっていた。場合によっては「気が向かないから」「予定が合わないから」と理由をつけて、配信視聴すらスルーしてしまうことがあった(そのような状況だったため、都合が合わず765ASの久しぶりの単独ライブを見逃すという失態を犯している)。なお余談だが、そのような中でも牧野由依さんのソロライブコンサートだけは行っていた。ちなみに行ったのは2021年4月と2022年11月のコンサート。ただしいずれも無発声・着席でのコンサートだった。
この2年半ほどの期間ですっかり牙を抜かれて腑抜けていたのだが、唐突に変化は訪れる。きっかけは「なんとなく」ではあったが、2022年11月のシンデレラガールズのライブ「CGコンステ」こと「Twinkle LIVE
Constellation Gradation」の現地参戦をしてみようと思ったことだった。2年ぶりにアソビストアのプレミアム会員に入会してチケットの申し込みをしたところ、チケットは両日ともに意外とあっさり取れた。しかも1日目はSS席の真ん中のあたりのブロックだ。11月、かなり寒くなってきた中での「ドームなのになぜか外の天候や気温に大きく影響を受ける」ことで定評のあるベルーナドーム(西武ドーム)である。久々のライブ現地復帰にはちと厳しい環境で、実際寒さに震えながらの2日間であったが、なかなかに楽しめた。特に生バンドが加わったパートは最高だ。しかし一方で、声出しができないライブということに対して「体力的には楽だけど物足りない」と感じたことも事実だった。
前置きがかなり長くなった。そのような状況だったため、CGコンステと同じく、半ば勢いでチケットをとってしまっていた「MOIW2023」こと「M@STERS OF IDOL WORLD 2023」についても、実のところ当初はそこまで大きな期待はしていなかった。765AS以外の参加者がユニット単位で紹介されていたことも少し気になっており、この時点では「それぞれのユニット曲をやって、あとは適当に越境ユニットによる曲をいくつかやる程度だろう」ぐらいに気軽に構えていたのだった。我ながら認識が甘い。
風向きが変わってきたのは去る2023年1月27日、東京都から「『感染防止安全計画』を策定していた場合、観客による声援の有無に関わらず収容定員まで可」というように感染拡大防止の取組についての方針が変更されたことだった。これにより、理屈のうえでは都内のイベントにおいて観客による声出しを行うことが事実上可能になったということだ。あとは2月11日~12日に開催されるMOIW2023にこの新基準が適用されるかどうかだったが…結果として「不織布マスクを着用した状態であれば声出し可」ということになった。つまり、実質的に2020年以前のアイマスライブが帰ってくることになる。これはとてつもないことになりそうだ。
1.閑話休題、自分の状況を整理
自分が追いかけているのは、基本的にシンデレラガールズが中心だ。765ASもかなり長く追いかけていたが、それもだいたい「プラチナスターズ」のCDあたりまでで、それ以降(特にミリオンライブ側でリリースされた曲)のゲームや楽曲についてはやや疎い状況だった。「ぷちます」の曲もソロ曲までいくとあまり明るくない。
ミリオンとシャニマスは初期の曲と一部の人気曲くらい、SideMに至ってはアニメに出てきた曲+α程度しか知らない状況だ。サブスク解禁により各ブランドの楽曲をある程度聴くことができる環境ができたものの、正直そこまで予習はしていなかった。この時点では「知らない曲がきてもかまわない。その曲が気に入ったら後で調べてあらためて聴いてみよう」くらいに考えていたのだった。
2.そんなこんなでライブ当日 Day1
当日もかなりの軽装で挑んでいた。一応、東京ドームの音響を考えてライブ用耳栓は事前に買っておいた(東京ドームは音が反響してかなりうるさくなるため、ライブ用耳栓はダメージ軽減という意味で非常に効果があった)が、あとは多色ライト(ミックスペンラPro)3本と、律子・真・奈緒・比奈の個人ライトを持ち込んだ程度。UOに至っては自宅に在庫がなかったので1本も持ってこなかったが、近くの席の人が親切にも1本わけてくれた。
服装だけはクラリスさんの刺繍を入れたオリックス(クラリスさんが兵庫出身なので)のユニフォーム(いわゆる痛ユニ)を羽織い、気合を入れてみた。あとは開始前のカロリー補給用にゼリー飲料とソイジョイ、ライブ中の水分補給用に600mlくらいの麦茶を持ち込み。水分は取りすぎるということはない。あと東京ドーム名物のドームモナカアイス(MOIW2023仕様)を買った。東京ドームに行くとついこのモナカアイスを食べたくなるのだ。
さてライブ開始である。オープニングアクトは765ASによる「THE IDOLM@STER」(いわゆる歌マス)。コールは体に染みついていた。全身に一気にスイッチが入る感覚を得る。これだ、これを求めていたんだ。やはり現地で歓声を送れることによる一体感はここでしか体験できないものだと再認識する。この時点で「内容はどうなるかわからないが、わざわざ現地を選んだ価値はあったかな」と感じる。ただ、まだ油断しきっている。
各ブランドの名刺代わりの全体曲披露とMCパートを経て、放課後クライマックスガールズによる「ビーチブレイバー」が披露される。この曲は知っている。一気に盛り上がる。2番に入ったらなんか5人増えた。こんな展開は知らない。響・瑞樹さん・みりあちゃん・Beitの5人による第2放課後クライマックスガールズ&ボーイズが加わり、盛り上がりが一段階上がる。そうか、このライブはガンガン越境してくるつもりだ。このあたりでようやくライブの趣旨を理解し始める。
その後もCleasky×ノクチルのさわやか青春越境やら、ストロベリーポップムーン×放課後クライマックスガールズのわちゃわちゃした越境とか、トロッコ曲では各ブランドの全体曲・人気曲を別のブランドのメンバーが歌う編成だとか、いろいろ情報量の多い楽曲を浴び続ける。今のところまだ致命傷には至っていないが、かなり楽しい。ライブの趣旨を理解したことで、次は何が飛び出してくるのか楽しみになってきたが、ミリオン屈指の和ロック曲「百花は月下に散りぬるを」に、デレが誇る演歌女王・村上巴&シャニの和服が似合いすぎるアイドル杜野凛世さんを加えてきたり、765ASの初期の名曲「エージェント夜を往く」をSideMのメンバーに歌わせてきたりしてきたあたりで、「ちょっとやりすぎではないか?」と感じ始める。どうやら運営は徹底的にこの会場にいるすべてのPを叩きのめすつもりらしい。いよいよ覚悟を決める。
続けてメドレーブロック。こういうときのメドレーはたいてい大胆な組み合わせや選曲をするということは、デレ5thライブのファイナルなどで経験済み。実際、天海春香×天ヶ瀬冬馬のあまあまコンビによる「GO MY WAY!!」でロケットスタート。いきなり火力が高い。しかしこの2人の組み合わせ、いいよな。
その後も面白い組み合わせが続く中、ツンデレ系3人+樋口円香という組み合わせが面白い「ラ♥ブ♥リ」でひとしきり笑いつつ、脳内で「機会があったら樋口円香&白雪千夜でなにかカワイイ曲歌ってほしいなー」とか考える。あとは冬馬くんがノリノリでスパイスの名前をシャウトする「スパイスパラダイス」など、全体的に組み合わせの妙を感じさせるよいメドレーだった。こういうのが合同ライブの醍醐味だと思う。
その次のブロックも「ここで元961プロのメンバーを揃えるか!(BRAND NEW FIELD)」とか、「青の系譜に強い歌を与えると実際強い(Dye the sky)」とか、「トロッコでハイファイ☆デイズは反則だろ!(歌唱はシャニマスの面子)」とか感じながら、シンデレラガールズの面々による「FairyTaleじゃいられない」を聴いて一瞬正気を失いそうになる。「おとぎ話のままじゃ嫌だよ」という歌詞の曲をシンデレラの面子に歌わせることで生まれる文脈の強さよ。よくぞやりやがったと膝を打つ。こういうのができるのも合同ライブの良いところか。
最終ブロックはひたすら「強い」ユニット曲を連発。ドラスタとサイバーグラスが加わった「Trancending The World」なども強さの極みだったが、その次の「Needle Light」に秋月律子が降臨した様子は、まさにラスボス登場といった覇気を感じた。登場の仕方からいってガンバスターの出撃シーンのようで心強い。伊達に「神」とか「殿」と呼ばれるだけのことはある。ありがとうございます。そして秋月律子が上条春菜・荒木比奈とともにメガネの歌を歌うという歴史的な瞬間を目にすることとなった。そう、律子Pはこれが見たかったんだ(欲を言えば律子&春菜の「いっぱいいっぱい」も期待していたが、贅沢すぎるか)。
ひたすら強い曲を浴び続けた後、シンデレラPにとってはよく聞き慣れたスラップベースのイントロが始まる。が、なんかいつもよりキーが低い。瞬間的に次に何が起こるか察してしまい、それが実際に目の前に現れた瞬間、俺は悲鳴を上げた。周りのPも男女問わず悲鳴を上げていた。どうやら我々は初撃で全滅させられたようだった。原因は伊集院北斗をセンターにしたSideMの選抜メンバーによる、いわゆる「違法Tulip」である。何が違法なのかはわからないが、みんなそう呼んでいたので当文書でもそのように呼ぶ。しかし男性ボーカルのイケボで歌われると余計にセクシーになるなこの曲。そういや「もふもふえん」のメンバーも入ってるぞどうなってるんだコレ。とにかく、ただただ圧倒されるしかなかった。そして最終パートの大トリに、トライアドプリムス×ストレイライト×C.FIRSTによる「Trancing Pulse」である。△が3つ並んだ。この三角形はころころ転がりそうにはない。
その後全員で「CRYST@LOUD」を歌唱し、開演前にさんざん練習した手拍子で我々も応える。楽しい。ちなみに自分は「CRYST@LOUD」の存在をライブ前日に知った。あまりにも情報に疎すぎる。
アンコール後は合同ライブということもあってか、かなり控えめの業務連絡(MOIW2023のBD発売予定とか、CRYST@LOUDのCD発売決定とか)だったが、本日最後の曲「アイ MUST GO!」でちょっと涙腺が潤む。MOIW2015のテーマ曲だ。懐かしい。ただ、「なんどでも笑おう」とか「M@STERPIECE」とかは使わないのか…と一瞬考えてしまった。明日に残してある可能性に、この時点では考えついていなかったのだ。
こうして激動のDay1は終了した。現時点ですでに完敗である。ただ、「今日は765ASの出番や曲があまり多くなかった」ということに気づき、Day2でいろいろおみまいされるのでは…とさらなる覚悟を決めることになる。実際予感は当たった。
3.嵐の如きDay2
朝、全身の筋肉痛に襲われる。前日はライブ終了後、神田で友人たちと23時半まで感想戦をしていたので帰宅は午前様だったのだ。睡眠時間が足りない。また、そういえば昨日は4時間のライブのほかに、CD物販会場である九段下から東京ドームまで約30分の距離を歩いて移動したりしていた。だって九段下~水道橋を電車で移動しようとするとぐるっと回る必要があるんだもん。それなら直線に歩いたほうが早い。ちなみにiPhoneの歩数計は20000歩くらいになっていた。体重は500gくらい減っていた。
Twitterのタイムラインをぼんやり眺めながらこの日も自宅から東京ドームへ向かう。途中「違法ムンナイ」という文字列をやたら見かけることに気づく。まあ、高確率でやるだろうなと、期待と覚悟の準備をしておく。メンバーは真と咲耶あたりが確定で、あとはデレから飛鳥あたりが出る感じだろうか、などと考えていたら、ドームに着いた。
会場のがやがやした光景を見つつ、そういや名刺交換とか久しくしていないな(一応Day1に2名のクラリスPさんと名刺交換をしたが、今回はそれだけ)と思い、そろそろクラリスさんの名刺でも作るかと考える。担当を周知してもらうのに名刺交換は有効な手段かもしれない。とりあえずアプリのPグリで担当が被っている人に絨毯爆撃してみた。このアプリもかなり久しぶりに使った気がする。
さて2日目。最初の5曲は昨日と同様に各ブランドの名刺代わりの全体曲リレー。全体曲リレーのあとのハナがなんと春香・千早・美希によるシャニマスの「ヒカリのdestination」。圧倒的な貫禄と覇気がある。さすが元祖三色トリオ。続いての三組の双子が揃った「O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!」では、いろいろあって下田麻美さんが分身した。どうやら2日目も手加減なしの凶悪なセトリになることを悟る。最初のパートから強い曲が続き、トロッコ曲としてシンデレラガールズによる「太陽キッス」が披露され、全面がUOの海になった。タオルも少し回した。
続いてのブロックは昨日同様メドレー。いきなり「キラメキラリ」からスタート。たまたま昨日近くの席の人からもらっていた唯一のUOを躊躇なくへし折る。自分の中では「UOはキラメキラリと自分REST@RTのときには躊躇なく折ってよい」というルールがあるのだ。今回のメドレーもいろいろ凄かったのだが、印象的なのは志希・摩美々・千雪による「きゅんっ!ヴァンパイアガール」や美希・杏・甜花による「Study Equal Magic!」など。メドレーの〆はシャイニーカラーズによる「虹色ミラクル」。これは何度も観返したムビマスのエンディングを思い出す。
次のブロックは秋月家が揃った「♡Cupids!」が印象的だった。自分の予想では「秋月涼が男性アイドルとして歌うDazzling World」を秋月律子が支えるというものだったが、さすがにDSの曲は無いかーとここで油断したところに、アイマスDSの日高親子の曲「ALIVE」を千早・肇・歌織・美琴に歌わせるという奇襲を受ける。理解した瞬間泣いた。終わるまで泣きっぱなしでライトなんか持っているのが精いっぱいでさすがに振れなかった。そしてALIVEの余韻に浸る間もなくZWEIGLANZの「アライアンス・スターダスト」による追撃。強い。休む暇を与えてくれない。感情がぐちゃぐちゃになる。
第4ブロックで更に場内はヒートアップしていく。ハナを切った「レッド・ソール」は既に過去のライブで「オリジナルメンバー4人による歌唱」「生バンドによる歌唱」という二つの到達点を達成していたのだが、今回はそれに加えて「オリジナルメンバー+他ブランドの大人なアイドルによる歌唱」という別ベクトルの到達点を示してきた。
その後もアンティーカ感のあるノリである「dans l′obscurité」で本当にアンティーカが生えてきたり、そこから続けて「純白トロイメライ」に移りDimension-3乱入、「バベル」でシーズ乱入、「Fly and Fly」でZWEIGLANZ乱入ととんでもないリレーをしてきた。特にバベルで志希の隣ににちかを配置したり、Fly and Flyで美琴・玲音・詩歌ににちかを囲ませたり、にちかの胃が心配になるような組み合わせだった(中の人の紫月さんは大丈夫だと思うが)。
そしてこのパートの〆はまさかのThreat Sign×オリメンである響・美希による「オーバーマスター」。なるほどプランBか。とある事情により持ち曲が使えない可能性が高かったThreat Signのことを心配していたのだが、アイマス史上でも最強クラスの曲を与えられる形で報われたのはよかった。結城晴にオバマスを歌わせてくれてありがとう。
最終ブロックは765ASによる「Yes! Party Time!!」で開幕。UO? もうないよ。もともと765AS感のある曲だなあと思っていたので、当然ながらバッチリ合っている。ひたすら楽しい。
しかしこのブロックはとにかく殺意が高すぎる。4 Luxury×Flamme Martiniによる「Bet your intuition!」でカッコイイSideM曲をカッコイイ女性アイドルが歌う、いわゆる違法枠は終わったかと思ったが、その2曲後にちゃんと「MOON NIGHTのせいにして」がご用意されていた。皆さんお待ちかねの違法ムンナイだ。ちなみにその間に挟まれたSideMメンバーによる「SWEET♡STEP」の破壊力もものすごかったこともあわせて伝えておく。さて違法ムンナイの話に戻るが、メンバーはセンター菊池真、それを囲むように飛鳥、つかさ、輝子、咲耶という破壊力抜群のイケボ集団で「おいで」された。もちろん奪われた。人間ってあんなに悲鳴上げられるものなんですね。
その後も、4 Luxury×社会人経験のあるアイドル達による「花ざかりWeekend」、なんかカワイイアイドルばかりを集めた破壊力抜群の「待ち受けプリンス」、閃光☆HANABI団×FRAME×Threat Sign×双海姉妹というパワフルなメンバーの「咲くは浮世の君花火」でFIRE FLOWERしたりして盛大に盛り上がった。体力はもうギリギリだ。そして〆は765ASによる「Destiny」。懐かしきOne for Allのエンディング曲だ。
最後はZWEIGLANZを含めて全員集合して「CRYST@LOUD」したのち、アンコールで「M@STERPIECE」の大合唱で締めることで、この合同ライブはまさしく「最高傑作」となった。なお僕の声は枯れた。後で合流した友人たちもだいたい同じような状態だった。ちなみに見間違えでなければ、M@STERPIECEの間奏の際、高橋李依さんが映画の間奏でシアター組が踊ったダンスを一部再現していたように見えた。いや、たぶんやっていた。少し泣く。さらに、最後の退場時に春香役の中村先生から千早役の今井麻美さんに「お疲れ様でした」とメダル授与に見立てて銀テープをかけるシーンでまた泣く。MOIW2015の時に「またここ(合同ライブ)に戻ってこれますように」と銀テープをステージに残していったシーンの続きだ。
4.結果的にバチボコにされました
冒頭でも触れたが、正直今回のライブについては過度の期待はしないようにしていた。おそらく自分の中で「5ブランドが東京ドームに集結できただけでもすごい」「そこまで大胆な越境はできないのではないか」などといった思い込みがあったせいだと思う。まったくの杞憂だった。今回のテーマ「みんな元気!!!!!」に違わない非常に強いセトリと歌唱、予想をはるかに上回る各ブランドの越境・交流とそれによって生まれる様々な文脈、各ブランドのPが一体になってステージに魅了されつつ3年ぶりに大声援を送ることができるという環境、すべてが一つに繋がり、文字通り「最高傑作」のライブを生み出すことができたのだと思う。まったく、演者のみなさんと運営スタッフのみなさんには頭が下がる。
そして自分はライブによる圧倒的なエネルギーに終始圧倒され、バチボコにやられた。月曜日はあらかじめ仕事を休んでおいて正解だった(午前中ほとんど動けなかった)。個人的には、シンデレラガールズの7thライブ大阪での生バンド×ロック色強めのライブがある種の到達点だと思い、これ以上はないのではないか、と勝手に満足してしまっていた自分を恥じる。到達点はいくらでもあった。そして765ASはやはり強かった。特に若林直美さん、あの人はなんで今回のメンバーの中でも最年長なのに一番動きが激しいんだ。おそらく瞬間的に出せる火力なら今でもトップクラスだと思う。さすがは殿(若林さんのファンクラブでの愛称)である。
今回の2日間のライブで、まさしく現時点での最高の景色を見せてもらった。ぶっちゃけ自分もいい歳なのでそろそろ活動も控えめに…とか考えていたが、これからももうしばらくはアイマスPとしてがんばっていこうと決意した。とりあえずあまり詳しくないシャニマスあたりから手を付けようか…?
シャニマスに詳しい友人「シャニマスのコミュは全部沼ですよ」
我「Wow!!」
どっとはらい。