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【映画?感想文】アニメ版「アイドルマスターミリオンライブ 第一幕」は「沼への入口」かもしれない【極力ネタバレなし】

0.はじめに


 昨日の9月2日(土)に、ようやくミリオンライブ(以下ミリマス)のアニメ第一幕を観に行きました。ミリマスについては漫画版をいくつか読んでいる(ゲッサン、Blooming Clover、Brand New Song)のと、曲をある程度聴いたことがある、あとは1回だけライブに行ったことがある(知人に連れていってもらった、SSAでの5thライブ)くらいで、シンデレラガールズ(以下デレマス)に比べるとあまり知識はないのですが、そういう「ミリしら」ではないけど「微妙知り」くらいの人が観たらどう感じたか、という感想もあっても面白いかと思ったので、以下に簡単に記します。ネタバレは極力しないようにするつもりですので、未試聴勢、本放送待ち勢もごあんしんです。

1.ざっくりとした感想

(1)3Dモデルについて(結構良い)

 アニメの作りとしては、最近よく見るフル3DCG。アイマスのアニメだとフル3DCGは初?(部分的には『輝きの向こう側へ』のライブパートの一部(遠目の画角のとき等)に3Dモデルが使われていたはず) 
 フル3DCGのアニメ映画は既に「THE FIRST SLAM DUNK」とか「SAND LAND」で経験していたので、それらとの比較としては「あまり違和感はない」という感じでした。ちゃんとアニメ向けにアレンジされた3Dモデルのようで、かなりいい感じの動き方をしていたように思いました。
 ただ、TVアニメ故にか、私服のバリエーションまでは手が回っていないようだったのが、贅沢を言えば少し残念だったかもしれない。というか私服が毎回変わるアニメの方が凄いのかコレは。

(2)曲について(意外と少ない?)

 第一幕では1話~4話までが放映されたのですが、劇中歌は今までのアイマスのアニメの中では少なめにされている印象。そして39人(4話の時点では37人)の大所帯故か、いわゆる「お当番回」みたいなのはなさそう。あとは各話のオープニング・エンディングがカットされているので(4話の後に「Rat A Tat!!!」がエンディング曲として流れる)、そのあたりが本放送時にどうなるのかが気になります。

(3)アイドルについて(一応全員顔を出しているが…?)

 登場するアイドルについては、一応765プロオールスターズの13人とミリオンスターズの37人(紬と歌織さんは次回から登場っぽい?)は全員登場し、ミリオンの37人は一応全員何らかの発言はしています。ただ、未来・静香・翼以外では4話までに出番がそれなりにあった子もいれば、本当に顔出し程度だった子もおり、また役割的にも話の流れでやや割を食った感じの子もいたりで、ぶっちゃけ第一幕の時点ではまだまだ差がある感じ。
 ただ、わずかな出番でもそのアイドルの個性や性格をしっかり出してきて、初見の人にも「この子はこういう方向性のアイドルですよ」と伝わるようにしているのは好感が持てました。

(4)ストーリーについて

 4話時点では、まだ話としてはようやく「マクラ(導入)」の部分が終わり、次回あたりから本格的に動き出すのかな…という印象。個人的には、かなり進み方がゆっくりに感じたため、「これ1クールでは終わらないのでは」「むしろ分割2クールやってくれ」みたいに思いました。

2.おわりに

 ミリマスがゲームとしてリリースされてから約10年、満を持して出されたアニメ版ミリマス。個人的には「これまでのミリマスPにとってはおそらく納得の出来、新規層にとっては『入りやすい沼の入り口』」という印象。断片的にしかミリマスを知らない自分みたいなのが少しハマりかけているので(ただ時間的リソースとしてミリシタまでやるのは厳しい)、アニメ版を期にミリマスにハマる人も結構いるのではないかと思います。
 あと、これを期にまつり姫と海美さんが気になり始めました。

どっとはらい。


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