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#13甘党営業マン、ステラおばさんから学ぶ
こんばんは、甘党営業マンの佐藤です。
お菓子についての記事に戻ってきました。
今回は”ステラおばさんのクッキー”についてです。
ステラおばさんについての思い出
佐藤とステラおばさんとの出会いは中学校でした。
卒業する部活の先輩のプレゼントにとみんなでお金を集めて買ったのが最初だったのですが、余ったお金で買ったクッキーがおいしすぎてほかのクッキーとの格の違いを中学生ながら舌で感じました。
それほどおいしいクッキーですが、ここ最近まで北海道だけのものだと思っていたのがどうやら違うと気付きました。
というのも、道内唯一の店舗として入っている商業施設の名前が"ステラプレイス"というものですからてっきりステラプレイスの名物的なものかと思っていたのです。
思えば、芸人のハリセンボン春奈が以前から「ステラおばさんじゃねーよ」とネタにしていた(されていた?)のも全国区だからかと改めて納得です。
ステラおばさんとクッキーについて
本題に戻ります。
ステラおばさんとは、実在していた方で本名はアントステラ(Aunt Stella)さんです。アメリカのペンシルバニア州ダッチカントリーで幼稚園の先生をしており、当時から”先生”ではなく”ステラおばさん”と呼ばれていたとか。
村のお菓子コンテストでの優勝したこともあり実力はさながら、クッキーを焼くときの心がまえや考え方を知って、想いのこもったものだったからこそ、世の中に広く受け入れられたのかなとも思いました。
彼女自身はすでに亡くなられていますが、彼女の言葉は今も企業理念の”Warm Heart Communication”として受け継がれてステラおばさんのクッキーのブランドの原点となっています。
いいかい。
クッキーやケーキを作るとき一番大切なのは
オーブンの温度じゃないんだよ。
それを誰かのために作ろうっていう気持ちなんだよ。
[ステラおばさんのクッキー|株式会社アントステラHP: https://www.auntstella.co.jp/about/]
ダッチカントリーとアーミッシュ
ステラおばさんの故郷であるダッチカントリーにはアーミッシュと呼ばれる人々が暮らしています。
アーミッシュは聖書教えに忠実にしたがって生きており、今でも入植当時と変わらない暮らしを続けています。
不便さを求めている訳ではなく、あるがままに飾らない暮らしは「プレーン」と呼ばれることもあり、ダッチカントリーはアメリカのホームカントリーともいわれます。
そんな飾らないアーミッシュの人々の暮らしの中だったからこそ、ステラおばさんのような心暖かい人が生まれ、人の心もほっこりさせるようなクッキーが出来上がったのかもしれないですね。
アーミッシュに伝わるとっておきのレシピ
・夫の料理法
タイトルを見たときに笑ってしまいましたが、なかなかに素敵なことが書いてありました。
~材料の選び方~
魚屋でサバやサーモンを買うときのように、表面の色やツヤなどの見かけだけで判断しないでそれぞれの持ち味を考えて選ぶこと、人任せにせずに吟味すること。
初めからなかなかいいことが書いてありますね。
その先の、作り方、注意することにも人によって解釈が変わるかもしれませんが、何となくいいことが書いてありました。
また、夫以外にも「良き人生の調理法」といった面白いレシピもあるので、気になる方は下記のリンクをぜひご覧ください。
最後はステラおばさんから少しずれてしまいましたが、意外と知らないあのクッキーの歴史が知れて個人的には面白かったです。
次回の投稿もどうぞお楽しみに。