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【フェスレポ】RSR24 Hwylを追いかけて北の夏フェスへ

サボりにサボっているnoteを夏休みの宿題的に休み最終日に書き残して記録しておく。
Hwylメンバーにも会場で「noteは?」と言われてしまったので笑

RSR(ライジングサンロックフェス)ってどんなフェス?

北海道石狩にて毎年お盆頃に開催されるロックフェス、RISING SUN ROCK FESTIVAL(以降、RSR)。
簡単に言うと、広大な緑に囲まれた北海道の大地でキャンプしながらオールナイトでフェスやっちゃうぞ、というフェスです。
詳細は公式が分かりやすいので、そちらを参照。

札幌から車で1時間弱くらいの石狩の端っこで周りにセイコーマート(コンビニ)くらいしかない(いうても行こうとしたら下手すれば徒歩1時間弱)場所で開催される野外フェス。ステージ間も端から端まで移動すると早歩きで20分くらい。ただ、端から端でいくと、春に行った仙台ARABAKIの方が遠かった感覚。会場自体は綺麗な正方形に近いからかしら?

昼からビール

なんといってもRSRは、ゆったりしていると感じた。時間の流れがすごくゆっくり。
1日目トッパーは昼13時から開始だし、1つのアクトも時間が長い。転換も間が割と空く。
コレが心にゆとりをくれる。もちろんややタイテが被った際等に、移動のバタバタはあるが、一度着いてしまえばそのステージ前では、人口密度的にも、とてもゆったりライブを楽しめる。(勿論前方はキツめ。また、Earth tent st.のみテント内まで入らないと厳しい。それでも横モニターエリアは音漏れで座りながらモニターでも楽しめる。総じて、よい屋外フェスだった。)
キャンプ・グッズ・飲食エリアも各ステージ近くにあり「〇〇しながらライブを楽しむ」がしやすかったのがよき。
また、なんといっても気候。都民からすると、まるで春フェスなのに夏フェス気分。(今年は特によかったそうだが。)涼しい、涼しい、涼しい。
ラブシャみたいに、湖!のような、水的涼しさは無かったけれど。
勿論昼はらじんわり暑く、夜は少し冷え込むこともあるので、そこは要注意。ただ個人的には半袖半パンで終日いけました。

RSR24 参戦の経緯

毎度の事ながら、一推しの「Hwyl」が、RSRのオーディション"RISING STAR"を417組から通過し、参戦することになったから。

6月のライブ後にVo.りさちから「通ったら最前来てな」と言われたので、約束?通り、夏休みを取り、北海道旅行も兼ねて参戦。
また、もともと興味があったフェスの1つだったこともあり、妻と「折角なので行っちゃおう!」と決断。
本当は、RSR醍醐味であるオールナイトからの朝日満喫したろうかと考えたが、未踏の地でキャンプでオールナイトぶっ通しはたぶん死ぬ、と現実を見て、今回は16日(1日目)のみ。
17日のスピッツ・スカパラ・木村カエラとか、観たかったけど、体力的には正解でした。

RSR24 わたしのタイテとライブレポ

わたしのタイテ
  1. Hwyl

  2. LuckyKilimanjaro

  3. ハンブレッターズ(途中参戦)

  4. Awich(途中離脱)

  5. 離婚伝説

  6. 羊文学

  7. 緑黄色社会(途中離脱)

  8. sumika

  9. Vaundy

といった感じのタイテ(敬称略)で、大満喫させていただきました。森山直太朗は観たかったけど、移動の体力虚しく、同行の妻と別れ、ゆっくり羊文学からのリョクシャカステイルートに…。さて、すぐ長くなってしまうのでさっそくポイントピックして、ライブレポに。

O.A.Hwyl  @def garage st.

def garage st.タイテにて

我、彼等の為に、石狩まで来り。
重ねて"RISING STAR"(オーディション)枠を総勢417組から2組、「ARATA」と共に勝ち取り、見事にトッパーO.A.に。雨がちなHwylには珍しく笑、時間が近づくに連れ、いい陽気。
早めに着いたのでビール片手に、会場ぐるっとしたら案の定広くて、気付けばリハのタイミングに。なんとか上手側2列目に食い込んだ。(最前は…行けんかった…)

さて、トッパー、気合充分の青森弁MCからのアッパー『近年、平和な日々が続いたせいで』から披露。RSRの始まりを告げる。
この時ふと、素人耳になんとなくだがRSR、音きれいじゃない?と。また、言ってしまうと小さめステージであるここが、色々な人が足を運ぶグッズエリアに隣接され、聞いてもらいやすい配置。運営・スタッフの熱と愛をふと感じながら。
小気味よく『普通の顔』『暮らし』と続く。
そしてここでサプライズ。『新曲』初披露。大きいフェスでこれをやるのがHwyl!さすが!(過去話は23年のロッキンのレポを参照)
ここからは怒涛だ。『現在地』で会場を暖かく包んだかと思えば、『凡人』『Treasure』とザ・ロックフェスの熱を伝え、ラストはフェスにぴったりの『さすらい』。
途中のMCでは「来年また、正式に呼ばれるように。絶対また会いに来ます」という強い決意を体現するパフォーマンスだった。

こちらこそ、連れてきてくれてありがとう。
Gt.のでぃが過去のラジオでも「RSRが出たいフェスの1つ」と言っていたが、まずは1段目、おめでとう。ここからどんどん大きなステージに駆け上がっていってほしい。いや、駆け上がっていくだろう。
間違いなく、音源だけでなくライブを観るべきバンドだと言える。

ビール片手にGO 語り明かそう

終演後30分間の物販展開で、「ARATA」も並んでいて笑。お話して、ビールで乾杯し。トッパーからクライマックスばりに楽しませていただきました。ラッキリで揺れながら「あれ?まだ2組目じゃね?」とタイテ再確認するほど。
(この後会場で2回Va.タケマくん sDr.トーイくんに会った。トイレの待機列でキョドってしまったー。)

ぜひ11/20(水)@新代田FEVERのワンマン『WAND』にみなさん来ていただきたい。
(FEVERもお気に入りの箱の1つ!)

初めての離婚伝説 @Bohemian Garden

続いて衝撃を受けたのは、今年引っ張りだこの「離婚伝説」。

最近はみなさんうま過ぎて「口から音源」が当たり前になっているが、ハイトーンもものともしないパフォーマンス。このステージの夕方の雰囲気も相まって、言いようもないおしゃれ空間に。
なんといっても、そこに絶妙なライブ感を演出していたのは、Gt.別府の演奏だと感じた。
アクト終わり、Vo.松田歩が歌い終えたと同時にステージを後にすると、長尺のギターアドリブで盛大に盛り上げ終了。完成されたパフォーマンスでオーディエンスに衝撃を与えた。

羊文学 @Red Star Field

遅ればせながら『more than words』からミーハーな個人的急上昇の「羊文学」。ようやくタオルとアクバンを購入させていただきました。
こちらもまさに日の入りの時間にぴったりの最高のアクト。

新曲『Burning』もお気に入り。曲名の通りの燃えているかのようなギターメロディ。サビの「今眩しい光の中へ」は日の入り相まって光景が脳裏に浮かぶような感覚を覚える。こういう曲、好きなんだよなあ。
『more than words』で満足しつつ、『祈り』のラストでは、Vo./Gt.塩塚とBa.河西がステージ両端から中央までダッシュすれ違いのジャーン終わりで圧巻のパフォーマンスだった。心なしかこれまで観た「羊文学」よりもはっちゃけていた気がする。

涙 sumika @Sun stage

いつ観ても圧巻のライブパフォーマンスを魅せてくれる「sumika」。活動休止もあり、今年初めてのsumikaのライブを楽しみにしていた。
ステージ照明に寄ってくる蟲がやばそうだったが、内容は蟲食べながらのライブとは思えないパフォーマンス。

登場からいきなりの『Lovers』で盛り上げると、『Starting Over』を挟みつつ、MCでは「1日フェス回って疲れた人も多いかもしれないけどそんなみなさんに効く曲を」と『ふっかつのじゅもん』を。そこから怒涛の『MAGIC』、スキマスイッチトリビュートから『ガラナ』、新曲『Poker Joker』、『イコール』『Traveling』と続ける。
さらにMCを挟み、「SNSが発達して聞きたくない声も聞こえてきてしまうようになったけど、きっとその声はあなたにとって大事な人の声ではないから。目を閉じて思い浮かぶ大事な人の声に耳を傾けてほしい。怖いのは、そんな大事な人も浮かばなくなり、孤独、独りになってしまうこと。そうならないように、この素敵な景色が浮かぶように、この歌が流れるように。あなたに伝えたい言葉を、この歌で。」と、『伝言歌』を披露。最後は「今日のこの出会いはきっと偶然なんて曖昧なものじゃなくて…」と『運命』でオーディエンスを1つにする圧巻のライブ。これまでの「sumika」の歩みを齧った者ならば、誰より彼らが苦しみ、それを乗り越えて尚、ファンに届ける曲たちは、涙なしには観れないものだった。

day1のトリ Vaundy @Sun Stage

スモッグがんがんのステージでsumikaの時が嘘のように蟲が一掃。

今回は珍しくゆったりと『東京フラッシュ』スタート。『灯火』『恋風邪にのせて』を挟みいつものオラオラMCで「まだ元気か?踊れるか?」と『不可幸力』『常熱』『踊り子』『タイムパラドックス』と続け『しわあわせ』でしっとりムードをまとめあげる。
「あんな暗いところまで人いるのか、全然見えないわ」と普通なら見えるって言うだろ笑と失笑を誘いながら「俺のライブは観てなくても楽しいからな。」とキャンプ組まで巻き込み、「ここからはブチ上げていくからちゃんとついて来いよ」と新曲『ホムンクルス』で熱を上げる。怒涛の『CHAINSAW BLOOD』に繋げ、珍しく『泣き地蔵』まで披露し、定番にして頂点の『怪獣の花唄』で幕を閉じた。少し早めに終わったアクトにアンコールを期待するオーディエンスだったが終了が告げられ、満足と物足りなさが入り混じる、ザ・Vaundyともいえるライブだった。

RSR24その他メモとまとめ

少し端折らせてもらったが、総じて最高のフェスだった。遠く広大な北の大地までHwylに連れてきてもらえて本当によかった。大満足。

来年以降参戦したい方向けに、アクセスや駐車場確保だけ、要注意を。自分たちはそのまま車を駐車できると踏んで、近く(といっても徒歩40分くらい)のスーパーホテル石狩を抑えたが、連泊の方しか駐車できず、駐車券も完売でかなり焦った。当日朝、宿泊先の札幌OMOに移動・駐車し、石狩にアクセスバスで戻る、という盛大ムーブをかまして事なきを得た。
最初から、札幌宿泊のバス移動にしておけばよかったと後悔。ただお陰で石狩地元の優しいお寿司屋さん「賢・ずし」にお世話になれたのでこれも旅の妙である。(なんか、余ってるからってRSR11のシールを貰った笑)
そして、参戦前に周った富良野がいい街だったなぁ。
新千歳ハサミ事件もあったが自分たちの飛行機は定刻通りの強運を発揮して無事帰宅。愛チンチラぐりくんにただいまを言いましたとさ。

ぐりくん、きゃわ

またも長文失礼しました。読了感謝。

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