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Photo by
fujie_natsume
冬の朝・HANABI
昨日の朝は積雪に難儀したが、
今朝はケーキの粉砂糖状に
うっすらとした雪だった。
ホッとして、車で可燃ごみを
出そうかと、後部のドアを上へ
跳ねあげて、足元のゴミ袋を持ち
積もうとした瞬間・・・
ゴッ!!!
アカン音がした。
視界にはチカチカと
線香花火のような火花が躍り、
一瞬フッと意識が遠のいた。
薄れる意識の中、ミスチルの歌が
聞こえ、山Pとガッキーが
スローモーションで疾走した。
背後のサザンカに寄りかかり、
何とか倒れずに意識が戻ると、
右側頭部がジンジン痛み、
涙が滲んでいた。
寒さのせいだった。
この時、気温は氷点下。
冷えて動きの鈍った跳ね上げ式の
ドアが開き切らず、そこに私が
頭突きをかましたワケだ。
安全確認は大事だな!!(実感)
という訳で、私の側頭部には、
立派なタンコブが出来ている。
注意一秒、怪我一生
昔の人の教えは尊いと、
身に染みる冬の朝だった。