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わたしに翼
いよいよ年末が襲来。
こんな私でも、ちょっと掃除とか
する振りくらいはかまそうか。
と思ったが、もっと大切な用が!
私の2024年を振り返る時、
その殆どを占める名作ドラマ
『虎に翼』の総集編やってるし!
てなワケで、姑の冷たい目線を
ガン無視しつつ、私は観た。
そしてまた、号泣した😭
何でこの物語は、こうまで私の
心の琴線を掻き鳴らすのか?
親が亡くなった時だって、
こんなに泣くことはなかったよ。
それが、何度も観てファンブック
まで買って読んで、展開どころか
セリフまで覚えてるのに・・・
年末の総集編でもまだ泣くか?!
しかも声出して嗚咽とか、
13歳の多感な頃に観た
『さらば宇宙戦艦ヤマト
~愛の戦士たち~』の中で、
真田さんが戦死した時以来だ。
(何十年前の話?!)
虎に翼は、初回から心を持ってく
不思議なパワーを持っていた。
男ばかりの家庭で育ち、
男優位の時代に成人し、
男優先の家に嫁いだ私に積もる
沢山の 「はて?」
寅子はそれを、ことごとく
代弁してくれていた。
女のクセに
女は黙ってろ
女がやればいい
女は賢くなるな
女なのに出来ないのか?
女なら当たり前
女は楽でいいよな
どうせ結婚したら辞めるでしょ?
どんだけ?!どんだけ女オンナ
言われて来たの?!
言われてムカついても、
それを何とか出来ると思いもせず
よねさんの言う、
『戦わない女』だったんだ、私
その発見は、衝撃だった。
そんなドラマ、今まで無かった。
毎朝毎朝、夢中で観ては、
笑って、泣いて、大好きになった
『虎に翼』 は大切な宝だ。
法律、権利、自由、学問、
差別、家族、権力、仲間、
そして、戦争を始める連中の
愚かさというか、バカヤロさ。
問題提起じゃない。
感情移入して観ていると、
自然に理解し、考える。
解決法を探したくなる。
見つからなくても、探してしまう
見事なドラマだった!
今年の私の半分は、
虎に翼で出来ている気がする。
それくらい影響を受けた。
そして、私はこれからも
心の中の寅ちゃんやよねさんや
轟にドヤされたり、癒されたり
背中を押されたりしながら
この平凡な人生を歩み続ける。
時々は、優三さんの変顔を
思い出してまた泣くだろう😭
虎に翼は、私の翼だ。