この東京で、”普通の”独身男は絶滅危惧種に認定されたのか!?
最近、友人(と言っても45歳・既婚・推定年収4,000万)から一冊の本を勧めてもらった。
「普通のダンナがなぜ見つからない?」(著者:西口 淳さん 出版:株式会社 文藝春秋)という本だ。
まだ内容を読んでいないので分からないけれど、とても的を射ているタイトルだな、と納得してしまったのだ。
30歳を過ぎて婚活をしている読者の方がいたら、こんな経験はないだろうか。前までひっきりなしにお誘いのLINEが来ていた週末。しかし、気がつけばそのLINEは女友達の他愛もないトークか、もしくはショッピングサイトのDMのような物ばかり。(意外に、その量は多い)。
そしてそんな、肝心のメンズからの連絡が鳴らぬ携帯を見て、あなたは震える。
ーちょっと待った。誰からも連絡来なくない?と。
そして、ダランとソファーかベッドに寝っ転がりながら、携帯を抱えて思うことは皆ほぼ一緒だ。
アプリで新しい出会いを探しに行くか、”昔出会って連絡をくれていた男達”達を掘り起こそうとする。
そして、ふと気がつくのだ。
ーあれ?昔出会っていた、あの男。今から考えると優良物件だったじゃん!!
(で、連絡してみると、既に結婚していたりするのがオチである)。
男と女は、30歳を過ぎた辺りで立場が逆転する。
中高校生の時先輩を好きだったのも、大学生の時はちょっとリッチな社会人の彼氏を作るのがステータスだったのも。
20代前半はおじ様達を転がし、三つ星レストランを制覇するのも。
全てはまだ同世代の男の子達の成長が、女性の成長に追いついていなかったから故の行動である。
だが、30歳になると男性は一気に成長する。仕事も任せてもらえる立場になり、経験も積み、グンと大人になるのだ。
(そして気がつけば、20代前半の時は”お金がない”と言って切り捨てていたような商社マンや代理店君達の年収は、1,000万円を越しており、グルメ偏差値も上がっている。遊び方も知っている)。
そんな時に20代の時に甘い蜜を吸い続け、年上のリッチな人達しか見てこなかった女達はどうするのか?
ズバリ、”対応できない”のである。
そして、”土俵にすら上がれない”のが現実だ。
大概そういった普通でまともな男性達は、20代のうちに素敵な女性を見つけている。
そしてまともな彼らを、女達は放さない。結婚するまで、なんなら死ぬまで放さない。
そして気がつくはずだ。そんなまともな年収1,000万クラスの男の人たちは、既に売却済み。もし仮に独身だとしても、大概彼女がいる。
賢い皆様ならば、気がつくだろう。
気がついた頃には、時既に遅し。結婚適齢期のまともな男性は、そもそも、もうこの婚活市場には残っていないのだ。
20代の頃に遊んでもらっていた年上のおじ様達は、若い子へと流れる。そして結婚適齢期のまともな独身男子は、気がつけば既にもう”売却済み”のシールが貼られている。
今、若い人がこれを呼んでいるならば、今すぐ隣にいる彼を大切にしよう。
何故なら、女は32歳を過ぎると嫌でも現実を思い知られ、自分の市場価値を突きつけられる。
あなたが、石原さとみクラスの大女優かフカキョンレベルの何歳になっても可愛らしい絶世の美女か、(売れっ子の)モデルだったら話は別である。もしくは、カイリー・ジェンナー並に稼いでいても話は別だ。
でもそうでないならば、
貴方が望むような”まとも”な男性陣は、早いうちに売れていく、
ということだけを覚えておいてほしい。
20代のうちは、まともに見えないかもしれない。まだまだ、未熟かもしれない。
けれども、30代になった時、きっと彼らは花開く。だからこそ、先見の明を持って、男を見抜く力のある女には良い男がついてくる。
そもそも、普通の男ってなんだ?
年収が高くてまぁまぁ顔も悪くなくて、優しくて良い父親になりそうな人?身長は、高ければ高いほど良いけれど、そこは目を瞑る?(そんな人、尚更早めに売れているww)
そもそも、年齢と共に自分のことは棚に上げて理想だけがどんどん上がっていくという、『アラサー女子・地獄の反比例の法則』が成り立ってしまう。
しかも生きてきた年数が長くなればなるほど、相手の粗が目についてしまうし、一人で生きる楽しさを知ってしまった以上、相手に合わせるのが難しくなってしまう。
まずは、自分を見つめ直すこと。高望みしている場合じゃないぞ、そこの女子!!!(私もなww)
相手は、自分を写す鏡でもある。
そして本当に結婚したいならば、仮にそんな絶滅危惧種のようなステキ独身男性に出会ったら、その出会いを何としても死守し、大切にしよう。
出会いは、無限ではない。有限だ。
結論は、この東京で素敵な独身男と出会えるのなんて、奇跡のような確率だ。早めの捕獲を、オススメする。
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