喪黒福造に学ぶ 成功術 動機付け編
全ての行動派動機と結びつく。動機なき行動に未来はない!!
今回は技術的な内容ではなくメンタリティな記事となります。
しかしこれができていないと継続的に何かをこなすことは難しいかと思います。
ビジネス書や自己啓発書をお読みの方ならよく目にするモチベーションというやつですね。
でも別にこれも特別な事ではありません。
お腹が空いたから物を食べる
眠たいから寝る
好いた相手がいるからSEXをする
これらは全てモチベーションに基づいての行動です。
しかしこれらは欲に流されるという意味ではございません。
自分の動機をしっかりと認識してそれに基づいて行動せよという事なのです。
上記の内容は生きるための栄養、睡眠、子孫繫栄の3大欲求です。
しかし欲に流されると過食や過眠による体調不良や相手を選ばずになりふり構わず行為に及ぶことで予期せぬトラブルに巻き込まれていきます。
この栄養が必要だから、休息が必要だから、子孫を作るのに必要だからと動機付けをしていくとうまくコントロールできます。
もちろんそれだけの為に摂生し過ぎて生きるのも文化的ではありません。
英気を養う為の豪華な食事や食べたい食事、精神衛生上もしくは身体回復の為の仮眠、良好な関係を築く為のコミュニケーションとしてのSEXという風に動機付けをしていく事で心身ともに健やかな生活が送れるわけです。
さてここまでは生きる為の基本的な動機付けについてお話させていただきましたが、成功となるとまた難しそうとか思いますよね。
でもこれらも特に難しいものではございません。
なぜなら動機付けには正解がないからです。
つまり自由に決めれるのであなた様の好きな動機を行動に付けていくだけなのです。
漠然としすぎてわからない方の為に順々にお話させていただきますね。
まずは大きく人生のテーマについて考えてみてください。
私達生物は生きて死にます。
スタートが生でゴールが死です。
※生物の定義は子孫を残すことですが、人間社会は最近リベラル(自由意志)な社会となってきておりますので一旦この部分は割愛させて頂きます。
どうやって死にたいですか?
死因ではなくどういう風な人生の締め括りとしたいでしょうか?
もし明日死ぬとして何に悔いますか?
立派な事は必要ありません。
あなた様の答えが正解なのです。
人々に愛されて泣いてもらいながら死にたいですか?
それとも自然と共にひっそりと死にたいですか?
それとも社会に多大な影響を残して死にたいですか?
変則的でも構いません。
富と権力にまみれて死にたい
美女(美男)に囲まれて死にたい
ある日突然眠るように死にたい
後で答えはいくらでも変えても大丈夫なので一旦見つけてみてください。
それがあなた様の人生の動機付け、モチベーションとなるのです。
これがないと「自分は何の為に生きているのだろう」と悩んでしまったり、大した忠義も持っているわけでもない会社に骨身を削って尽くしたり、特に何もなく時間だけがいていく虚無感に襲われたりするのです。
しかし怖がらなくても落ち込む必要もございません。
なぜならこの世はそうなりやすい仕組みなのです。
資本主義でお金がそこまでなくても一定の娯楽が楽しめる世の中
これこそが動機付けする動機を奪っているのです。
「まぁ苦しいなりにも生きていけているしいいか」という飼い殺しの状態の方がたくさんいらっしゃいます。
私もその内の一人です。
本当にそれでも良いならそれが幸せだと思います。
それもあなた様の答えです。
ただ少しでもこの世の中に不平不満があって充実感を持っていない方がいらっしゃれば試しに人生のテーマを見つけてみてください。
その後はそのテーマに沿って行動するだけでいいのです。
人のために生きるならボランティアや悩みを解決する活動
お金のために生きるならビジネス
子供達や次の世代の為に生きるなら過ごしやすいシステムを作ってあげる
等々そうやって日々の行動に動機付けをする事で充実感と個人的な進歩が得られるはずです。
このように自身の支柱さえ建ててしまえばその場の空気に流されたり、自身の身に余る出来事にパニックになったりせずに物事を客観的に捉える事ができ、人生のコントロールの精度が上がってきます。
軸のある人間というものになれるのです。
喪黒福造の動機付けとは!?やはりこの男、悪魔である!!
さてそうなると喪黒福造の動機付けが気になりますよね?
この記事は喪黒福造に学び記事なので興味がなくても聞いて頂きたい!!笑
喪黒福造の行動にばかり目が行ってしまってなぜこんなことを?と思う方も多いかと思います。
「アルバイト㊙情報」
というお話がございます。
この中で喪黒福造がいつも通りお客様をひどい目に合わせるのですが、今回は協力者がいました。
話の終わりにその協力者に
「何でこんな事をわざわざするのか?」
と尋ねられると喪黒福造は
「私は悪意のないいたずらが大好きなのです♡」
と答えます。
悪意のないいたずら
これこそが喪黒福造の動機付けなのです。
つまり憎しみや恨みを持ったり虐めてやりたいという意思は全くないのです。
本人にとって人を陥れる事はただのいたずらだという事でした。
ゾッとしますよね。
悪意もなく人を地獄の底に突き落とすとはまさに悪魔です。
いや悪魔は契約にて自由や契約者の魂を得るという目的もあるのでそれ以上に不気味です。
笑ゥせぇるすまんと長い間付き合ってきた私から見ても喪黒福造が私怨で動いた事は記憶にありません。
人の悩みや欲を利用して人生を狂わす。
淡々とそれだけを行い、狂った最後のオチを見て終了とする。
喪黒福造の何とも言えない恐怖の正体はこれなのかもしれませんね。
悪い方向の動機付けではありますが、これも本人にとっては立派な動機なのです。
だからこそ地道に足でお客様を探し、入念にリサーチして時間をかけて落とし込む。
こんな努力もできてしまうのでしょう。
全てはお客様のため。
セールスマンの鏡です。
現代のモチベーションと動機付けの違い
現在のモチベーションの意味を考察しますと動機付けというよりやる気という意味で使われているような気がします。
なのでそういったモチベーションと動機付けは全く違いますよという事をお話させて頂きます。
まず仕事の出来や継続をモチベーションに左右されている段階で動機付けの意味を勘違いしている可能性がございます。
ここでいうモチベーションとは精神状態なので動機という合理的な話とは全く違います。
もう一度初めにお話させて頂いた事を思い出して頂きたいのですが、動機付けとは大きく言うと何でしたでしょうか?
そう
人生のテーマ(ゴール)
ですよね?
人生のテーマやゴールがそうそう上がったり下がったりするものでしょうか?
いやもちろん見据える位置はコロコロ変わるものなのでそれでいいのですが、そんなに軽く
「今日雨やから人生のテーマ下がるわぁ」
「今日の占い良い結果やったし人生のテーマ上がってきた!!」
とはならないですよね?笑
つまりこの場合のモチベーションはモチベーションではなくやる気やテンション等の事を指すわけです。
今回はお話させて頂いておりますモチベーションとは全くの別物ですのでそれだけはご理解頂きたいのです。
むしろやる気やテンション等は動機付けの方のモチベーションを定めていれば自ずと湧いてくるものです。
マラソンをイメージして頂きたいのですが、どこがゴールか分かっているマラソンとそうでないマラソンどっちがやる気出ますか?
結果的に距離が同じでも辛さやゴール前のやる気は明らかにゴールを場所が分かっている方です。
つまり人間はある程度の見込みがないとどうなるか分からない不安でやる気とテンションを奪われるのです。
だから人生のテーマを決めてそれに向けて努力や行動を起こす事をお勧めするのです。
・それに向けて頑張る自分、毎日成長している自分、達成する自分。
・それを全て感じて理解する事でやる気やテンションが上がってくる。
この一連の動きがモチベーションなのです。
もしもテーマやゴールを決めて動機付けもしたのにやる気が出ない、テンションもなかなか上がらないという方は
自分に合っていない動機付けをしているか
あまりにも実現不可能な動機付けをしてしまい他人事になってしまっているか
達成する喜びに期待しすぎて達成できない自分を責めてしまっているかもしれません。
その場合にはもう少しハードルを下げてみてはいかがでしょうか。
またはテーマやゴールをご自身がもう少しピンとくるものに変える必要があるのではないでしょうか?
「俺は世界を牛耳る!」とか動機付けをしても遠すぎますしピンと来ないと思います。
これではただの中二病です。
ではなく「自分の国や街などを作ってそこを牛耳る!!」とかならまだ何とかなりそうではありませんか?
このようにテーマを一旦小さく折りたたみそこから徐々に大きくしていく方法もあります。
でもだいたいは欲に関するモチベーションは長続きしないようです。
それよりも人々の幸福度にフォーカスするとうまくいきやすいそうですよ。
まだまだ裕福な生活ができないからそういった国や人々に貢献したい!
精神的に辛い人たちをよく見かけるからそういった人達の助けになりたい!
くすぶっている若者たちに成功のチャンスを与えたい!
というように奉仕や貢献、助力などが最も大きく長くモチベーションを保てるそうです。
というのも人間というのは社会に自身が必要とされる事に大変喜びを感じる生き物だそうです。
なので個人の欲をモチベーションにしてしまうと社会とは関係ない場所でも活動出来てしまうので成功しても孤立してしまうそうです。
お金や成功のために生きていざ周りを見ると一人ぼっちだった。
というお話はよく聞きますよね。
成功できたならえぇやん!と思うかもしれませんがこういった孤独を抱えて成功者であるにも関わらず不幸を感じる方は意外と多いみたいです。
なので強制ではありませんしあなた様の答えならそれが正解ではあるのですが、モチベーションを決める場合にはこんな話もあると頭の片隅に置いて頂けますと幸いでございます。
(こう考えたら喪黒福造の動機付けも表向きは「心にスキマを持つ方を救済したい」というものだそうなので基本は押さえてますね笑
本心は「悪意のないいたずら」ですので良くはないですが、、、。)
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