あたたかな暮らし#2 「うつわ」
前回は暮らしにみどりを取り入れるお話をしました。あれから、わが家には季節ごとの植物がリビングの中心に飾られるようになり、部屋の空気がなんだか気持ちよくなった。
それから、このリビングを中心にあたたかな暮らしを広げていくにはどうすれば良いのか考える日々。
リビングでは基本的にごはんを食べたり、勉強をしたり、絵を描いたりなど、暮らしをしていくなかで当たり前のように行うことや、好きなことをしている。あとは誰かと一緒にギターを弾きながら歌を歌ったり、工作をしたり、そんなふうに誰かと何かをする場所でもある。
その中でも「ごはんを食べる」ということに関しては、ひとりでも、誰かといるときでも変わらず、自分の中での楽しみとなっていて、適当に済ませてしまう日もあるけれど、なんだかんだで自分を満たしてくれている時間の1つである気がする。それなら、ごはんを食べる時間に色を付けてあげれば、その時間がより良いものになるのではないかと考え、とりあえず器を集めてみることにした。
こうして並べてみると、ここに好きなおかずを乗せたい気持ちになります。器に興味を持ち始めたのはつい最近のこと。友人に誘われ陶芸教室に行ったことがきっかけでした。
これは、その時に作った器のnote
そこから旅先では、その土地の焼き物について調べたり、うつわ屋さんに立ち寄ることも多くなった。あとは東海地方は焼き物が盛んであるので、色んな場所で触れ合う機会が多く、器の市場などにも行ったりしている。
やちむんと呼ばれる沖縄の焼き物。質感も色合いもとっても好きなうえに、お日様のマークがとても可愛い器です。美術館で民藝について学んでから、1枚は手にしておきたかったのでうれしい!
お友達が恩納村に住んでいたからか、謎の親近感もあり、これは買うしかな〜い!と思いました。
この黒なのに自然な感じが他にないなと思い購入。普段からつよすぎない自然な黒に目が引かれることが多いのと、黒の器をひとつも持っていないのでいいなと思った。
これはろくろでなく、手捻りで作られた物だった。どれも形が違っているのが愛らしくて、選ぶのにかなり悩みました!煮物を入れたいですね〜!
後ろのカップは美濃焼で、手前のカップは会津本郷焼です。どうやらこういう焼き物がタイプらしい。手前のカップは「生涯を添い遂げるマグ」と呼ばれていて、職人と人を繋ぐというコンセプトに惹かれて買いました!永久保証なんですよこれ!すごいですよね。
こうして色んな器を使いはじめただけなのに、なんだか雰囲気がガラッと変わった気がします。ごはんを食べる時間が前よりもあたたかになったんじゃないでしょうか。
それでは、また
もーにんぐ、か