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歴史小説家から新年のご挨拶!

 旧年中は、けっこう崖っぷち気分が続きましたが、結局は4冊の本が出て、合格点な1年でした。2月に出した文庫書き下ろしの「イザベラ・バードと侍ボーイ」は2度、重版がかかったし、5月には単行本の「梅と水仙」が文庫になり、7月にハードカバーの単行本「鹿鳴館の花は散らず」が出て、さらに年末には文庫書き下ろしの「侍たちの沃野 大久保利通最後の夢」が本になりました。
 「侍たちの沃野」で大久保利通は、物語の序盤で姿を消すのですが、彼の遺志は後々まで引き継がれました。その関係で、薩摩藩の歴史の専門家である坂口泉先生と、鹿児島で対談させていただきました。
https://note.com/shueishabunko/n/n7e7530c26c0e
 上↑の集英社のサイトに載っていますので、ぜひ読んでくださいませ。トップの写真は原口先生の研究室のベランダで、桜島を背景にツーショット。ちなみに私の着物は、母の形見でもらった大島紬です。鹿児島県の特産品で、軽くて着やすい大島紬は、母が大好きでした。
 今年は終戦80周年だし、なんとか複数の本が出せそうです。ただし出版時期が、またダンゴになりそうなので、かなり頑張らなければと覚悟しています。どうか応援していただければ幸いです。今年も、よろしくお願いします。
 ちなみに講演会の予定も、ぼちぼち決まっていて、まずは今月19日に松本で、鹿鳴館の話(下の画像参照)をします。その後、2月24日には、大津の長等創作展示館・三橋節子美術館で、拙作「空と湖水」のモデルになった三橋節子をテーマに講演します。それぞれ、お近くの方はぜひ。
https://www.city.otsu.lg.jp/manabi/bunka/nagarasosaku/e/65680.html

2025年1月19日、まともと市民芸術館で講演会
次女が描いてくれた今年の年賀状のイラスト

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