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【30代リモートワーカーの告白】忙しい週はスマホ地獄に陥る?

仕事を終えて、「今日はもう限界だ。早く寝よう」と思った瞬間に、なぜかスマホに手が伸びる。

その結果、気づけば深夜1時。翌朝は頭が重く、また疲労が蓄積される…。

特に忙しい今週、この悪循環に陥っている32歳のリモートワーカーです。FIRE(経済的自立・早期リタイア)を30代で達成するという夢を持ちながら、時々訪れる「疲れ切った週」と上手に付き合う方法を模索しています。

疲れた脳がスマホを求める不思議な現象

僕は基本的にフルリモートで働いています。自宅の静かな環境で集中して仕事ができる一方で、特に忙しい週などは「オンとオフの切り替え」が難しいという問題に直面することがあります。

特に、疲れているときほどスマホに逃げる自分がいるんです。毎日というわけではないのですが、ハードな1週間を過ごすと顕著に現れる現象です。

例えば、今週は特に締め切りに追われた仕事があり、昨日も「もう脳みそが沸騰しそう。今日は22時には絶対寝る!」と固く誓いました。

しかし、ベッドに入った途端、なぜか手がスマホに伸び、ついつい「あと5分だけ」とYouTubeを開いてしまいました。

結果:

予定の就寝時間:22:00
実際の就寝時間:01:30(!)
翌朝の目覚め:最悪

この「疲れた脳がスマホを求める現象」については、ある仮説を持っています。

思考を止めるために、脳は「受動的な情報処理」を欲している

仕事で疲弊した脳は、考えることをやめたいのに、「目を閉じると仕事のことを考えてしまう」というパラドックスに陥ります。そこで、YouTubeやSNSという「考えなくても済む情報源」に逃げ込むんです。

30代FIREへの道と「今」の自分の乖離

僕は現在、NISAをフル活用し、S&P500を中心に着実に投資を続けています。シミュレーションでは、このペースを維持できれば、38歳頃にはFIREが達成できる計算です。

しかし、数字の上では順調でも、このままでは「体が持たない」という危機感が日に日に強くなっています。

目標:38歳でFIRE達成
現実:このままでは38歳までに燃え尽きる

先日の契約先との懇親会後、翌日はぐったりとして仕事の効率が半減しました。「お金は貯まっても、健康を失ったら本末転倒だ」という当たり前のことに、改めて気づかされたんです。

「分かっているのにできない」運動習慣

この状況を打破するために、ジムをサブスクしたり、自宅での筋トレ器具を揃えたりしました。でも忙しい週の現実は:

  • ジム:月額9,800円を支払うも、忙しい週は全く行けない

  • 自宅筋トレ器具:腕立て用具は時々インテリア化

「分かっているのにできない」というのは、まさに現代人の呪いかもしれません。

特に忙しい週の疲れているときほど「もう疲れているから運動はいいや」と思考が働き、ベッドに直行。朝起きると「昨日運動しなかった…」と後悔する。この状態が続くと、一時的なものでも無限ループのように感じてしまいます。

リモートワークの「自由」という名の孤独

週に1回だけ契約先に出社して、人と顔を合わせる機会を作るようにしています。これは、完全に孤立しないための自己防衛策です。

リモートワークの「自由」には、実は「孤独」という隠れたコストがあるんです。

先日の懇親会は確かに疲れましたが、帰り道に「人と話すって、やっぱり大事だな」と感じました。人間は社会的な動物なんだと、改めて実感します。

しかし、ここにも矛盾があります:

  • 人と会うと活力が出る

  • でも人と会うと疲れる

  • 疲れるとスマホに逃げる

  • スマホに逃げると睡眠不足になる

  • 睡眠不足だと人と会う元気がない

この負のスパイラルをどう断ち切るべきか。それが今の僕の最大の課題です。

「知っている」と「できる」の間にあるもの

体力をつける必要性、スマホ依存の問題点、睡眠の大切さ。これらすべて「知っている」のに「できない」のは、なぜでしょうか?

僕なりの答えは「タイミング」です。

疲れ切った状態で「よし、運動しよう!」と決意してもうまくいきません。むしろ「まだ元気なうちに」運動する習慣をつけることが重要なんです。

でも言うは易し。これができたら苦労はしません。

小さな成功体験から見えてきたこと

先週、実験的に試したことがあります。仕事中の「小休憩」を活用するというシンプルな方法です。普段はそこまで疲労困憊になることは少ないのですが、特に忙しい週には効果的でした。

忙しい週のパターン:
朝9時〜夕方6時:集中して仕事
夕方6時以降:疲労困憊→スマホ→睡眠不足→さらに疲労

試した新しいパターン:
朝9時〜10時半:集中して仕事
10時半〜10時40分:簡単なストレッチ
※以降も90分ごとに10分の小休憩を挟む

たった3日間試しただけですが、夕方を迎えたときの疲労度が明らかに違いました。これなら忙しい週でも「疲れているからスマホに逃げる」という悪循環を少しでも緩和できそうです。

これからの「実験」と自分への約束

今週のような忙しい週のために、小さな「実験」を続けていこうと思います。例えば:

  1. 夜はスマホを寝室に持ち込まない

  2. 疲れが溜まる前に、5分でもいいから体を動かす習慣をつける

FIREを目指しながらも、その過程で健康を失わないこと。それが今の僕の最大のテーマです。

「30代でFIRE」という目標は素晴らしいけれど、その先にある「自由な時間を健康な体で楽しむ」というビジョンを見失ってはいけないんですよね。

特に忙しい週の疲れている時こそ、スマホではなく、ちゃんと休息を取る勇気を持ちたい。

今週のような忙しい週は例外的なものだとしても、明日の自分のために、今日は早く寝ます。(スマホを置いて、本当に)

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