不安症な接客スタッフは、推しの強さにビビりだす。
最近、ふとYouTubeを観に自分の好み(癖)にドンピシャなくらいぶっ刺さった方を見つけ、推し活と転職先の裏方作業で忙しくなるばかりな日々を過ごしております。味噌です。
僕は同級生からブラック企業ホイホイというあだ名?を言われる程、辿り着く職場がどこもブラック企業で、肉体的にも精神的にも大ダメージを受ける数年だったのですが、この度転職することになりました。
それでかなりブログの更新が遅くなりました。ほんとにスミマセン。
転職先は前職と比べて人間関係が非常に良く、融通も効きやすい場所で、学生時代の友人もそこで働いている為、コミュ障な僕でも相談や質問がし易く、すごく助かっている。
……のだが、昨日の夕方、いつもの裏方作業をしていると、上司から場馴れも兼ねて数時間だけ受付をして欲しいと言われ、僕は受付で立っておりました。
でもなかなかお客さんが来ず、見かねた学生時代の友人兼同僚が「自分をお客さんだと思って接客の練習をしよう」と言ったのです。
僕の人生上、接客をそんなにやってこなかったが、台本にある台詞のように思えば行けるだろうかと、お客さん役友人に喋ろうとした際、急に声が出なくなりました。
友人は、えぇ?wと驚きながらも苦笑いを零していたのですが、ふざけている訳ではなく。ほんとに出なかった。
練習から開放されるとすぐに喋れるようにはなったのですが、練習をあああぱしてもまた声が出ない。蛇口から流れる水を止めるように、持ち手を捻って喉を閉められ、声が漏れてこないような。そんな感じでした。
結局、あれから待っていてもお客さんは誰も来ず僕は裏方作業に戻ったのですが、相手が友人でさえも接客が出来ない最悪な弱点を見つけてしまい、家に着いてからも、あまりの出来なさにショックを受けている。
実はブログを打っている今もまだ立ち直れていないのだが、こういったどうしようもないマイナスな感情に陥ると、僕は今までの推しの勇姿を思い出す。
推しは弱さを見せず、勇気や元気を僕たちにくれる。
どんなに肉体的にしんどくても、どんなに精神的にショックなことがあっても、それを笑い話にしたり、隠したりと、様々な方法で暗い部分を見せない。
推しの中で、ある一人は、数年かけて自分を変えようと努力し続け、トークなどのスキルを勉強して磨き上げたり、別の一人は、企画で1ヶ月猛特訓して元プロのプレイヤーと戦うという内容に1ヶ月仕事をこなしながら練習し続け、互角のバトルを繰り広げたり。
そんな推し達の強さに僕は憧れを持ち、少しでも近づけれたらとは思っているのだが、どうも届かない。
寧ろどうすればそんなに強くいられるのかが不思議で仕方がない。
きっと、「ファンがいるから頑張れる」があるかもしれないが、どっちみち推しが鋼の心臓すぎるし、努力の天才だ。
今も僕は、電車に揺られながら必死に心を落ち着かせようとしているが、恐らく目的地に辿り着いても直っていないだろう。マイペースにでも、焦ってでも克服しなければ。
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