コーヒーの選定の心持ち(『初めて雪が溶けた日』)
コラボ喫茶『初めて雪が溶けた日』まで、あと一週間を切った。
今回もコーヒーの用意という大役を預かった以上、しっかりと仕事をしたいところ。
ただ、私はロースターではない。
あくまでも農園の方が出荷されて、ロースターの方が焙煎されたコーヒー豆を預かって、美味しい状態でお客様に届けるのが役目。
今回は、こちらの豆を使わせていただくことにした。
京都は二条城近くにある、ARiSE COFFEE ALTERNATIVEさんのコーヒー豆だ。
私は美味しくコーヒーを淹れる自信はあるけれどプロの世界の中では大した腕ではないし、かといってコーヒーの知識に特別造詣が深いわけでもない。
そんな私が今回のように他のクリエイターの方に声をかけていただいた時、何ができるのか。
少なくとも今は、テーマを深掘りしてその店の世界をしっかりつくることだと思っている。
今回なら、「春の訪れを最初に感じる、寒くも暖かな」お店。
ならば、その世界をつくるために、最も必要なコーヒーを選んで、淹れ方や魅せ方を考える。
大袈裟だけど、さながら編集者か、キュレーターのような心持ちで。
そういう行動の先にきっと、ご来店されるお客様にも喜んでもらえる光景があると思う。
さて、肝心のどんな味のコーヒーなのかは、当日のお楽しみ。
是非、直接その舌、その鼻、その目その耳で確かめてくださいませ。
ARiSE COFFEE ALTERNATIVEさんもとても素敵なお店なのでおすすめです。
『初めて雪が溶けた日』
2020年2月15日(日) 15時〜18時
食堂souffle(京都市/円町)
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