30(三輪)

レベル1からはじまる30の記録。

30(三輪)

レベル1からはじまる30の記録。

最近の記事

物語を考える 1

どんな物語がいいだろうと考えて、最初に作ろうと思ったのは「ココロの想像図書館」という物語だった。 ⬇︎それはこの絵の元の物語。 探偵を自称する女の子(ココロ)と平凡を自負する男の子(トノムラ)がひょんなきっかけで出会い、いろんなものを「見つける」物語。 10月より前から考えていた物語で、この時は絵本と画集の間くらいのものを作れないかと考えていた。 現代ベースにすこしの不思議が滲む物語。 藤子・F・不二雄先生も「すこしふしぎ」という言葉を残されている。 バスから外を眺め

    • クラウドファンディングでつっかえる

      物語を作ると考えた時、まず考えたのは作る時間の確保だった。 絵なり文字なりを描くには時間が必要だけれど、今わたしは生活のための仕事をしていて、時間はどうしても限られてくる。 というか、仕事は仕事で勉強を求められ、絵は絵で勉強が必要で、正直脳が追いつかない。 悲しいかな不器用なわたしは頭が切り替わらないというか、どちらも中途半端になっていく。 かといって、仕事を辞めるのはちょっと悩ましかった。 仕事を辞めて自分を追い込み、背水の陣で挑む。そういうやり方もあるだろうけれど、個人

      • 記録1

        小さい頃から空想をよくする。 歩いている時、ほかのことをしている時、ねむりにつく前、いろいろな子たちが脳内を飛び交う。 基本的に空想をしているので、目の前に誰か知り合いがいてもまったく気づかない。 頭の中のこの物語たちを、形にできる力が欲しいなあとはずっと思っていて、過去は30歳までに小説家になると言っていた。 気がつけば30歳は過ぎていた。物語はなにひとつできていない。 それなのにいま、また、どうしても物語が作りたくなくなった。 今の時代、文字も絵も描くのがうまい人

        • 勇気を探す

          昨日唐突に自分の強みが出てこない理由に思い当たった。 たぶん、プライドだと思う。 非常にちっぽけで、でも大きな足枷となる部類の。 至る所でおのれの強みを知れとよく聞くので、その度にDaigoさんの動画を参考にテストをしてみたり、リベラルアーツ大学の価値観マップを作ってみたり、あれこれしてみたがどうにもこれが強みであると言い切れない。価値観マップは一通り埋めたし、テストはちゃんと最後までやったのだ。それでも、これが強みだと胸を張れなかった。それが、唐突にぴんときた。 わた

          やさしくなりたい

          我が実家は物が多い。 タイトルから急に何の話かという入りだが、これが一応タイトルに繋がる。 わたしの親は物を捨てることが苦手だ。わたしが断捨離したものをゴミ袋から拾って溜め込む。これがあまりにストレスで、コンビニなどの店舗のゴミ箱に自分のゴミを捨てに行ったことがある。社会的にちょっとよろしくないけれど。 母は“お金がない”が口癖で、父が病気になって働けなくなり、母も今の仕事の契約が終わりになる年を迎え、口癖はいっそうひどくなった。 お金がない、お金がない。 その割にう

          やさしくなりたい

          レベルアップで得た力を、わたしは何に使うのか

          お金の勉強をはじめてみると、"お金を貯める”のは案外楽しいことだと気づく。この感覚、何かに似ているなと思って考えたところ、思い当たったのはゲームだった。RPG系のゲームである。 というか、ゲーミフィケーションという言葉があるくらいなのだから、世の中の大体がゲームに集約できるんじゃないかとも思ったが、それは一旦置いておく。 お金のレベルは初期レベルに近いほど簡単に上がる。 家計簿をつけはじめると1レベル。家計簿を見返して、通信費や保険などの固定費の見直しをするとまた1レベル。

          レベルアップで得た力を、わたしは何に使うのか

          “今”から駆け出す

          あるところに30(三輪)という人間がおりました。サラリーをいただいて生活を営む30は、ある日つと、疑問を持ちます。            「何者でもないままで、わたしはわたしを後悔しないだろうか」 というか、今より年を取り、身体能力や感覚が鈍り、生活力が衰えた時、私は生きていけるのか。正直何もできんぞ。 疑問と不安を抱え、30は”今”から駆け出しました。 へたくそな自作の羅針盤を携えて、目の前の道を進んでいきます。動き出してみれば道はいくつもあって、自分にとって良い道が

          “今”から駆け出す