雑記 Vol.6
コバルト文庫のはなし
私の家族は本を読まない
が
小さい頃から叔母に本をプレゼントされ
家族の中で私にだけ読書の習慣がついた
学校の図書室では名作ミステリーが好きだった
それから叔母は会うたびにいろんな本をくれたり
欲しい本を買ってもらったりしていたのだけど
その中でとにかく傾倒したのがコバルト文庫
日向章一郎
山浦弘康
先生たちを神と崇め
お小遣いから文庫本を買うのがすごく楽しみだった
そして
山浦先生の星子シリーズは
旅に出ている気持ちが味わえて
私を非日常に連れて行ってくれた
80'ぽさの残るカタカナ使いも好きだったし
今思えば女子高生がひとり旅で常に殺人事件に巻き込まれるなんて壮大すぎるけど、
ひとり旅に憧れたな
日向先生の放課後・星座シリーズ
物語もめちゃくちゃ大好きだけど
何よりイラストがもうものすごく好みで
みずき健というイラストレーター・漫画家を知り
またみずき健先生も神と崇め
みずき健先生の漫画も集めた
ただこの後高校生になった私が
ルビー文庫、いやタクミくんシリーズにどハマりすることになるのは別のはなし
引越しのたびにたくさんの本を手放してきたけど
やっぱりまた読みたい本がたくさんある
そして懐かしくなって調べていたら
星子♡宙太恋巡礼ガイドなるものを発見!!
これはぜひとも手に入れたい
ちなみに初めてのコバルト文庫は10歳くらいの時
本好き叔母の娘、10才離れたいとこにもらった
田中雅美『ホットドッグ・ドリーム』
明るい学園コメディと暗い学園シリアス
全く違う物語が2つ入っているのだけど
同じ人が書いたとは思えないほど
2つの落差がすごくてとにかく心に刻まれた一冊
作家ってすごいね