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ゆくハコくるハコ2024

2024年12月31日。街には人影も少なく、商店のシャッターに貼られた「謹賀新年」の張り紙は強い風にはためいている。
そんな静かな大晦日の午後、ニネンノハコでは今年最後となるイベントが開催されておりました。

ゆくハコくるハコ

今年一年を振り返りながらお蕎麦を食べる会、「ゆくハコくるハコ」。

ということで、お蕎麦ドーン

二つ同時に作り始めたらお湯が足りないことが発覚し、慌てて追加で沸かして入れちゃったけど、ちゃんと美味しく完成しました。さすがは天下の◯清食品。

最初はなぜか立食パーティーに。久々に会う方がご来ハコということで、近況報告にも熱が入ります。

我らがお菓子部長(?)こと委員鳥からは、こんな差し入れが。「甘いもの」と「しょっぱいもの」を交互に食べたら止まらなくなるという描写が『3月のライオン』に出てくるのだとか。おしゃべりしつつ無限につまんでしまうやつですね。


一応「今年を振り返る」という会の予定だったけれど、集まったメンバーが「捕まえて食べる」人々だったため、次は何をとって食べようかという話に花が咲いておりました。
マテ貝、セミ、テナガエビ、シュールストレミング、ホンオフェ、ヒヨドリ……果たして本当に食べられるのか!? というものが混じっているような気がしないでもないですが、おそらくいつかどこかで実現されそうです。心して待て。

後は「車も自転車も持ってないけれど三重でも生きていける」会がそのうち開催されそう。我こそは三重の徒歩ラーという方は是非こぞってお越しください。ちなみに主催者のSさんは、映画を見た後2時間歩いて帰るそうです。


ハコ的2024振り返り

さて、イベントではあまり振り返りができなかったため、ここらでハコの一年を軽く振り返っておきましょうか。

1月

  • ゆるり、新年会(1/4〜5)

  • 百人一首の会(1/7)

  • じゃれ本(オンライン)の会」(1/10)

  • 『エセ芸術家ニューヨークへ行く』で遊ぶ(1/16)

  • 「聖書を読んでみる会」(1/31)

ハコ史上初となる夜通し開ハコがありました。普段あまり来られない方もいらっしゃって盛況だったイベント。
新年ということでみんな張り切ってた時期。


2月

  • セリアの新聞ノートがやってきた(2/27)

  • 「聖書を読んでみる会」(2/28)

まだこの頃は聖書を読んでみる会が続いていましたね。ちなみに今では青森で新章が始まっています! 詳しくは過去記事を参照のほど。
水曜日を音楽の日にしようという試みが始まりました。3回ぐらいは続いたっけ……


3月

  • 映画の感想を話しあう会 第3回 『ボーはおそれている』編(3/3)

  • 「エセ芸術会」(3/6)

  • 「聖書を読んでみる会」(3/19)

  • ハコnote爆誕(3/29)

年に一度ぐらい、利用者さんの要望で開催される「映画の感想を話し合う会」がありました。9名ぐらい集まって盛況だったイベント。次回も待たれる。
「エセ芸術会」は人数不足で急遽「横暴編集長」をやる会に変更。イベントは時の運みたいなもんなので、臨機応変さが大切です。
「聖書を読んでみる会」は黙示録編で最終回。この後牧師は転勤してゆくのですが、そのメッセージは今もハコのとある場所にしっかりと残されています。

そしてこのハコnoteが始まったのも、今年の3月からでした! あまり更新できてないけど、「ハコと私」も何とか続きを書いてもらえるよう催促してゆきたい所存。

4月

  • リベンジ「エセ芸術会」(4/17)

  • 「戯曲を読んでみる会」(4/24)

  • 『数学をやってみる会』(4/30)

4月は出会いと別れの季節。「聖書を読んでみる会」が終わった後釜として、「戯曲を読んでみる会」が始まりました。古典的名作の台本を声に出して読みつつ、その背景などを考えていく楽しい会。
そして、文系イベントばかりやってきたハコに新しい風が。いつか誰かにやってほしいよね〜と言っていた「数学をやってみる会」が実現しました。文系メンバーたちは毎度頭を抱えつつ、何とかついていこうと必死。普段使わない脳の部分をフルで活性化させてくれる会です。

5月

  • ハコnote「ある日のハコおやつ」連載開始(5/5〜)

  • 熊代ハコ箱市(5/6)

  • 「勝手にアフタートーク‼︎ 初級革命講座飛龍伝編」(5/6)

  • 全自動雀卓の旅立ち(5/12)

  • フリーペーパー「PENGUIN POST」の配布開始(5/15)

  • 「じゃれ本」会(5/15)

  • 戯曲を読んでみる会「かもめ 第二幕」(5/22)

ハコに寄贈してもらったもののずっと机になっていた「全自動雀卓」が松戸へと旅立ってゆきました。ようやく本来の使われ方をしてもらって雀卓も幸せでしょう。
戯曲の感想を思いっきり話したくて始まった「勝手にアフタートーク!!」は、最近では関係者半公認になったりと躍進しているイベント。来年は何があるかな〜?

6月

  • 『数学をやってみる会』(6/2)

6月は大きな古本市があったり、それぞれ忙しい時期でイベントは少なめでした。もちろんイベント以外での通常開ハコはコンスタントにできていた模様。梅雨入りが遅くてまだ晴れている写真が多め。日の長さを実感している投稿が何個かあります。

7月

  • 戯曲を読んでみる会「かもめ 第三幕」(7/3)

  • いい大人のための国語勉強会(7/10)

  • 戯曲を読んでみる会「かもめ 第四幕」(7/24)

  • 『数学をやってみる会』(7/28)

そろそろ本格的に暑くなってきた7月。でも夏ってなんかやりたい気持ちになりますよね。だからシリーズ系イベントもてんこ盛り。戯曲会はチェーホフが終わり、次は何がいい?となったところで出てきた「ラーメンズ」に決定。

8月

  • 「ハコでハコなど売ってるかも会」(8/5)

  • 「たほいや 夏の陣」(8/11)

ずっとやりたかったイベントシリーズの「ハコでハコなど売ってるかも会」が開催。しばらくハコの入り口はハコ販売コーナーが設置されていました。
ついさっき「日が長くなった」って言ってたのに、もう「日が短くなってきた」って言ってる。時の速さよ。

9月

  • 「戯曲を読んでみる会〜ラーメンズ編〜」(9/4)

  • 「松菱古本市に行って本を買いニネンノハコで読む読書会」(9/8)

ハコのすぐ近くのデパート、松菱で初の古本市が開催! ということで、ハコに集合してから現地まで行き、買って戻ってきて読む読書会を開催しました。参加者の自制心をぶち壊していくイベントは今後も定期的にやっていきたい。

10月

  • 「ZINE読書会」(10/6)

  • 津まつり開ハコ(10/13)

  • 河代ハコ箱市(10/27)

  • 投票ポスター2024掲示(10/23〜)

地元の年一の大型のお祭り「津まつり」に合わせてハコを開けたりしました。のぞいていく人は結構いたけれど、入ってくる人はいなかった。もうちょっとお気軽に入れる感じになりたいね。

11月

  • タベモノノハコ開始(11/6〜)

  • エセ芸術の秋会(11/6)

食べ物に困っている人のために、ハコ的フードバンク「タベモノノハコ」が始まりました。今までもお客さんやハコ番が持ち寄ったお菓子をみんなで思い思いに食べていましたが、より「誰でも食べていいし、持ち帰っていいよ」というのを明確にした形。

ちなみに「エセ芸術」は不発だった模様。秋はイベントがものすごく多いので、なかなか人数を集めるのが難しい……。

12月

  • 第二回「大門文芸市」(12/22)

  • きよしはこの夜(見よう見まねで讃美歌を歌ってみる会)(12/25)

  • ゆくハコくるハコ(12/31)


11月後半から忙しかったのは、すべて今月の「大門文芸市」というビッグイベントへの布石でもあったのでした。今回も色々な制作物が集い、じゃれ本などゲームも盛り上がった文芸市。もしかしたら次回は2年後にあるかも……?(ハコが続いてれば)
文芸市に向けてハコZINEも制作。こちらは来年の文フリ京都でも販売予定です!

25日の讃美歌会は人数不足で流れ。クリスマスだし、文芸市後だし、なかなかね〜

そして本日の「ゆくハコくるハコ」にて2024年のニネンノハコは締め括られました!!


2025年のニネンノハコに向けて。

今年で5年目を迎えたニネンノハコ。だからと言って何があるわけでもないのですが、来年もゆるゆると、みんなが無理なく、楽しく続けられればいいな〜と思っています。

「いつかやりたい」系イベントとしては

  • ダイソー会

  • 吹奏楽部会

  • 自販機MAP片手にお散歩会

などネタはまだまだあるので、来年はどれかしらできたらいいな。


それでは最後になりましたが。みなさま、良いお年を。来年もまたニネンノハコでお会いしましょう!!

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