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がんサバイバーの骨密度検査の種類と選び方 手軽に無料で調べる方法も紹介!
前回の記事では、がんサバイバーの方は骨密度が低下しやすいことをお伝えしました。今回は、ご自身の骨密度が低下しているかどうかを調べる方法について解説します。
このnoteはこんな方におすすめ!
・自分の骨密度が低下しているのか調べる方法を知りたいがんサバイバーの方
・骨密度の測定方法の違いを知りたい方
このnoteでわかる知識を1枚で!
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骨粗鬆症の診断:骨折歴と骨密度
骨粗鬆症は、骨折歴と骨密度によって診断されます。特に、過去に交通事故などの外傷とは関係なく、転倒のみで骨折したことがある方は脆弱性骨折に該当するため、要注意です。
がん治療に伴う骨密度の低下は、厳密には「続発性骨粗鬆症」に分類されます。しかし、一般的な骨粗鬆症(原発性骨粗鬆症)の診断基準も参考になります。
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脆弱性骨折とは: 肋骨、骨盤、上腕骨近位部、橈骨遠位端(手首)、大腿骨頸部(太ももの付け根)で、明らかな外傷がないにもかかわらず起こる骨折。
骨密度測定:3つの主な検査方法
骨密度を測定する方法はDEXA法(Dual Energy X-ray Absorptiometory)、MD法(Microdensitometry)、超音波法の3つがあります。
がんサバイバー特有の骨密度測定の方法はなく一般の方と同じです。
それぞれの特徴があり、違いがわかるように以下の表にまとめました。
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https://www.jpof.or.jp/osteoporosis/inspection_treatment/tabid255.html
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目的別の検査は以下のようになります!
検診目的: DEXA法、MD法、超音波法
骨粗鬆症の確定診断目的: DEXA法、MD法
まず骨密度を知りたい、というがんサバイバーの方は、手軽に超音波法で調べてみて、要検査となれば次の方法を調べてみる、という戦略で良いかと思います。
検査を受けられる場所
まずはがん治療の主治医に聞いてみてください。がん治療病院が総合病院の場合、DEXA法を最初から受けられる場合もありますが、予約が取りづらい場合もあります。
がん治療病院での検査ができない場合、選択肢は二つあります。
検診や無料検査:
健康増進法のもと、40~70歳の女性に5歳刻みで検診が実施されています。該当の年齢以外でも市役所や保健センターにおいて安価で実施できる場所が多くあります。2022年の調査では受診率は5.5%と低く、是非機会を利用して下さい!(公益財団法人骨粗鬆症財団ホームページより引用)
地域の薬局で無料検査を実施している場合もあります。
近くの整形外科クリニック: 骨粗鬆症は整形外科で扱うことが多く、上記のいずれかの検査機器がある可能性が高いです。
まとめ
がん治療歴がある方は、通常よりも骨密度が低下している可能性があるため、ご自身に合った方法で検査を受け、骨の健康状態を確認しましょう!