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そのオファーは、突然に。

まいにちの愛息子を書き残す。

と決意した翌日から、それまでの日常がちょっと崩れた。

決意の翌日から突然、

「ママと一緒に寝る!!!」

と、息子から毎晩7時半~8時にオファーが入り始めたから。

我が家はネントレに成功していたので、2歳8ヶ月の今になるまで、殆どそんなことは起こらなかった。母は動揺。

寝静まったのを確認して、そっとその場を離れようとすると、彼の第三の目(?)が察知して、また起きる。子どもは、大人は失ってしまった色んな能力を持っている、と思う。

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最初は動揺したし、イライラというかモヤモヤというか、なんだかなぁと思ってもいた。

子どもが寝静まった午後8時からの4時間は、私の自由時間(だった)。そこでやるつもりだったあれこれは、全て翌日以降に持ち越され、そしてそれを4日も繰り越してしまったら…16時間分。

そのタスク自体、もうよくわからなくなっているので、とりあえず全部なかったことにする。

そして、これはもう時間やタスクに対するパラダイム・シフトを起こすしかない、と、今書きながら思う。

私、その16時間で何するつもりだった?結果的にやらないで何とかなってるものばかりなら、それは本当に必要ではなかったのかもしれない。家事は確かに溜まっていたかもしれないけど、それでも何とか回ってる。

本当に自分がしたいこと、担う役割について、考えるキッカケになっている。まだ答えは出ないけど。

子ども(特に幼児)のいる生活にスケジュール管理は不要。不要だし不可能。今の自分にとって本当に大事なことだけをやっていくのが、本質的なスケジュール管理なのかもしれない。

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子どもとの生活で大変だなと思うことがあっても、楽しみのほうが勝つ理由は、その全部が「今、この時限りだ」と思えるからだ。

今週は毎日8時の強制早寝を強いられたけれど、もしかしたら今晩はもう、ママと一緒に寝ると言ってもらえないかもしれない。そう思えるから、愛おしい。たとえもうしばらく続いたとしても。

そんな数日を過ごしたことも、来月の今頃には忘れてしまうと思う。だから、私は今日も書き残す。

本当は夜ホッと一息ついたときに書きたいけれど、今晩もオファーがもらえるかもしれないので、昼の3時に。

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摩衣|白いうさぎを追う人
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