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知られなければ「存在してないのと同じ」
こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。
知られなければ「存在してないのと同じ」ということを書いたツイートが拡散したので、それはどういうことかを掘り下げて書いてみる。
知られなければ「存在してないのと同じ」
マイナージャンルで戦っているなら、"きつい"現実がある。それは、知られなければ「存在してないのと同じ」という現実と向き合わなければならない。どんなに魅力的でも、どんなにすごいことでも、どんなに血の滲むような努力をしてても、それを知られてなければ、コンテンツに溢れたエンタメジャンルの中で、"存在していない"と同じ扱いを受ける。
こうした現実があるにもかかわらず、俺たちの知っている(魅力的な)コレが「知られてないのはおかしい」って憤る人がいる。よく、そのジャンルに思い入れのある方々が、こんなにすごいのに、知られていないはどうしてだ、とSNSなどに書き込みして怒ってたりするのだ。
もし、そのジャンルを本当に広めたいならば、それは間違った行動である。押し付けに気をつけなければならない。
そのまま「これが魅力的です!」とやると、単なる「押し付け」になる。なぜ知られていないか?より、なぜそのままで、多くの人にや「振り向かれていないのか?」を考えなければならない。冷静に、どうしたら振り向かれるか?から考えるべきなのだ。
伝えたいなら、”どうしたら”伝わるか?を考えよう。
多くが、日の目を浴びず、有名なものがより有名になる
世の中にあるジャンル、コンテンツの多くが、日の目を浴びないまま消えてゆく。コンテンツの世界の宿命だ。有名なものがより有名となり、ヒットする。有名だから価値を持つ。そこをひっくり返すのは簡単ではないのだ。ふまえた上で、どうしたら振り向かれるのか?を冷静に考え、戦っていくべきなのだ。
「すごいこと」よりも「知ってること」の方が価値を持つ
「すごいこと」よりも「知ってること」の方が価値を持つケースが多い。これはまぎれもない現実である。だからこそ知られるための努力、振り向いて「注目・関心」を集める努力がとても大切なことだ。マイナージャンルにいる以上、振り向いてもらうための努力がメジャーなジャンルより「圧倒的」に必要。
マイナージャンルの場合、それを「すごい」と分かる時点で、さらにどマイナーな存在となる。そう考えるとマイナージャンルの「実力」は、そのマイナーな中での評価でしかない。その内側の中では、すごいかもしれないが、知らないその他大勢からしたら、存在すらしていない「評価」になってしまうのだ。
「すごいこと」から「接点」をつくることもできるが、内側の視点の押し付けになる可能性も高い。いかにして「知ってもらう」を起点に届けるメッセージをつくれるか?がポイントだと思ってる。すごいこと、というのは、振り向いてもらった"後から"伝えるでも遅くない。まずは「振り向いてもらう」こと。
多くの人を「振り向かせる」ために、質を高めることに意識が向きがちだ。それも正しいと言いたいが、実はそれより圧倒的に大切なことは、どうしたら多くの人が「振り向きたくなるか?」の方だ。コンテンツの質の改善や改良も大切な視点だが、どうやったら多くの人との接点、関心を増やせるか?が大事である。
マイナージャンルのスポーツをやっている身として、これまでも似た観点のnoteを書いている。
参考記事として貼っておく。
マイナージャンルを、どう惹きつけるか?を『顧客視点』から考える
価値化とは何か?どうしたら振り向かれるようになるのか?をAKBの観点から捉える
マイナージャンルを育てていく視点は『街づくり』と同じ
ゼロ・ベースで立ち上げたイベントで、1万人を集客。そのコツとなる20個のTipsについて書いている記事。
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