外出の自粛により、子どもの「運動不足」に不安を感じるパパ、ママが80.9% withコロナ時代に向けて。
こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。
2014年から計11回開催してきた主催イベント「アクティブキッズフェスタ」の2020年4月開催を初めて「中止」する決断をしました。
理由は、感染症の影響です。
イベントの「中止」を決めたのは、2月のうちで、政府からのイベントの自粛要請が出る前の段階ということもあったので、「中止」を決めるのは早いのではないか、という声もありましたが、早期の決断をいたしました。
むしろ、4月の開催日には少し落ち着いて、ひょっとしたら開催できたかもしれない、とまわりの方に思われるくらいが世の中にとっては理想の状態だと思っていたくらいでした。
ただ、実際には、事態は悪化する一方。ついに本日「緊急事態宣言」が出されるまでに至りました。。
2月の段階で「中止」の決断はしましたが、そこから急ピッチで、何かできることはないかを検討しはじめ、本来ならば、楽しんでいただく予定だった「子どもたち」に向けて、出来ることを模索し、特にパパ、ママに向けた情報サイト「アクティブキッズマガジン」を立ち上げることにしました。
創刊に向けたnoteは以下に書きました。
子どもたちの「好奇心」に向き合う情報メディア。パパ、ママに向け子どもたちの室内遊び、外遊び情報を配信します。
創刊のいきさつとしては、これまで、子どもたちに「はしゃげる」機会を創出してきた「アクティブキッズフェスタ」は、キャッチフレーズにある通り、子どもたちに、「はしゃげる」機会を創出してきたイベントです。
今回、その「はしゃげる」空間を提供することができなくなった。それなら「はしゃげる」機会をつくり出すことが、我々にとって出来ることではないか?と思っていました。
こちらが今回創刊した「アクティブキッズマガジン」
創刊に合わせたプレオープン期間中に、これまで継続的に開催してきた「アクティブキッズフェスタ」のイベントのSNSの登録者(ファンの皆さま)に、プレオープン中のメディアをご覧いただき、欲しい情報についてヒアリングさせていただきました。
合わせて、新型コロナウイルス感染症によるお子様の「生活面の変化」についてのアンケートを、パパ、ママたちにさせていただきました。
子どもの「運動不足」に不安を感じるパパ、ママが80.9%
(調査期間:3月31日 - 4月4日、調査方法:過去のイベント参加者に向けたインターネット集計、回答者:105名)
上記のグラフは
「お子様の「生活面の変化」の悩みごとはございますか?」の設問に対しての回答です。
運動不足への不安が 80.9%、友人とのコミュニケーション不足が 72.3%、勉強不足が 21.9%、その他が 14.2% との回答結果となりました。
「その他」と回答された方の主な回答
・おじいちゃん、おばあちゃんに会えないこと
・上の子も下の子も行動が制限されるので、ストレスが溜まってイライラ&ヒステリックになって大変です。
・外出できないストレス
・喘息で、外に出ると咳をします。広場でランバイクに乗ってる時に、咳をしたらその場にいた女性に何の咳か、うつさないかとかを言われました。それからは、喘息マークを身に付けたりしていますが、本人がショックを受け、人がいなくなる夕方に出たり、顔を真っ赤にして咳を我慢します。思いっきり、遊べなくなりました。
・子供たちの区切りの時期だったのに、イベントごとが中止になり、子供たちのメンタルのサポートが大変だった
以上が、お子様の「生活面の変化」の悩みごと「その他」の主な回答でした。
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「お出かけ」ができないことを、お子様にどう説明している?
新型コロナウイルス感染症で「お出かけ」ができないことを、お子様にどのように説明していますか?の設問の回答では
・7歳小1の子はコロナウィルスと理解しております。4歳の子はよくわかってないので病気にかからないようにするためあまり外では遊べないと説明している(7歳と4歳のお子様の親御さん)
・みんな我慢しておうちにいる時間なんだよ。と。(4歳と2歳のお子様の親御さん)
・そのまま説明している。(8歳のお子様の親御さん)
・保育園でコロナウイルスの話を聞いたようです。子供の方から逆に『ママ、コロナだからダメだよ!』と注意されました。(3歳と6歳のお子様の親御さん)
・何も隠さず伏せずハッキリと怖い事とつたえます(5歳と2歳のお子様の親御さん)
・万が一感染したら、パパ、ママ、お友達誰とも会えずに、一人病院で過ごすことになるよ。と説明。(5歳、3歳、2歳のお子様の親御さん)
・悪い悪いバイキンが町中に溢れている(1歳と3歳のお子様の親御さん)
・お外にバイキンさんがいるんだよ。(3歳のお子様の親御さん)
・近くに祖父母が住んでいるため、祖父母の安全のためにと説明。(2歳、4歳、8歳、10歳のお子様の親御さん)
・風邪やインフルエンザの様に理解はしてくれてます(5歳のお子様の親御さん)
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■ 収束後、「お子様」に何をさせたいですか?
新型コロナウイルス感染症の収束後、「お子様」に何をさせたいですか?の設問の回答は
・友達とスポーツしたり、習い事などいつもの活発な生活にしてあげたいです。(2歳と5歳のお子様の親御さん / 千葉県)
・アミューズメント施設に遊びに行く(7歳のお子様の親御さん / 東京都)
・お友だちと遊ばせたい。好きな電車にたくさん乗せてあげたい。(6歳のお子様の親御さん / 埼玉県)
・お友達と遊んだり出掛けたり、特別なことではなく制限なく思い切り楽しんでもらいたい。(3歳と6歳のお子様の親御さん / 栃木県)
・室内外問わず、子供の遊べるスペースで思いっきり体を動かせるような環境に連れて行ってあげたい。(4歳のお子様の親御さん / 千葉県)
・お誕生日のお祝いや帰省、ディズニーランドに連れて行ったりしたいです。(4歳と7歳のお子様の親御さん / 千葉県)
・みんなと練習したり、ランニングバイクレースに出たり、今まで当たり前だったことを当たり前にやらせてあげたい。(2歳、6歳、8歳のお子様の親御さん / 茨城県)
・今まで通り、やりたい事を全力でやってもらいたいです!(5歳と8歳のお子様の親御さん / 茨城県)
・思いっきり大好きなお友達と大好きな公園で好きなだけ遊ばせてあげたいです。(2歳と5歳のお子様の親御さん / 千葉県)
・旅行で普段行けないところへ連れて行きたい。もっぱら中止、延期になっているランニングバイクの大会に出させてあげたい。(2歳と4歳のお子様の親御さん / 北海道)
・アウトドア、アミューズメントパークに連れて行きたい。(2歳、3歳、5歳のお子様の親御さん / 埼玉県)
・学校生活を、楽しむ!!お友達と外で思いっきり遊ぶ!(5歳のお子様の親御さん / 東京都)
以上が主な回答でした。
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アンケートを取らせていただいて感じたことは、「生活面の変化」では、運動不足への不安が 80.9%、友人とのコミュニケーション不足が 72.3%と高い数字となっていることから、身体を動かせず、コミュニケーションへの不安を抱える親御さんが多いことが明らかになりました。
新型コロナウイルス感染症の収束後には、外で思いっきり楽しみたい、アウトドア・レジャー施設で楽しみたい。大会に出場したいと回答する親御さんが多く見られました。
■「with コロナ時代」に私たちは、何ができるのか
感染症の収束には、まだしばらくの時間がかかることが想定されます。「with コロナ時代」の子どもたち、そして、パパ、ママたちのために、私たちに何ができるのか。
新型コロナウイルス感染症の収束には、まだしばらくの時間がかかることが想定されます。なぜなら、まだこの感染症にかかったことがある人が圧倒的に少なく、免疫がない人の方が多い。治療薬も開発されておらず、ワクチンもない状況だからです。開発されたとしても、供給しきるまでにもタイムラグがあるでしょうから、しばらくは、この感染症との生活が求められるのです。
つまり、アフターコロナの話題もありますが、現段階ではは、コロナとともに生活が求められる「with コロナ時代」に突入したと考えらると捉えています。
「with コロナ時代」の子どもたち、そして、パパ、ママたちのために、私たちに何ができるのか。
こうした有事であっても、子どもたちの「好奇心」はいつも通りです。
いつも通りの好奇心を持つ子どもたちに、私たちの得意分野である「はしゃげる」機会の創出ができるのではないか。そうした想いを込めたメディアとして「アクティブキッズマガジン」を立ち上げました。
パパ、ママへの調査結果を受けて「運動不足」の解消、「子供たちのコミュニケーション不足」の解消につながる情報配信や、企画を、本メディアを通して行うことが必要とも感じました。
特に、お子さまを持つパパ、ママの皆さまには、これから配信される「アクティブキッズマガジン」の情報を楽しみにお待ちいただけたらと思っています。
■ 子どもの「退屈しのぎ」に繫がりそうな情報を求めています
最後に「アクティブキッズマガジン」では、子どもの「退屈しのぎ」に繫がりそうな情報を求めています。
何かの玩具(知育玩具)でも良いですし、どこかの会社や、人経由での情報、サービス等でも構いません。子どもの「退屈しのぎ」に繫がりそうな情報があれば、私まで情報をいただけたらと思ってます。
情報は、上記の私のTwitterへのリプや、DMでお待ちしております。