トイレとお供と
自閉症の長男は最近トイレに本を持っていくことがマイブームであり、大きい方の用を足しながら音読をしている。
絵本なのだが、何冊かあるため選ぶのに結構時間がかかるときもある。
そんな中、今日は急に催したのだろう、急いで本棚に前にいき足踏みしながら選んでいた。
リビングから早くトイレにいきなー と声をかけたら、ドタドタという音が聞こえたのでトイレに向かったのかなと思い、お尻はまだ自分でふけないので、しばらくたってから終わったかな思いトイレまでいこうとすると、本が何冊か廊下に落ちていた。
10冊くらい落ちていたので、たぶん選びきれずにまとめて持っていって、落としたといったところだろう。
じゃあ、今持っている本は何かなと思いトイレをあけると
ピザハットの広告を広げて真剣に眺めていた。
たぶん、全部落として拾いたいけれど拾う時間がなくて、私が持って入った新聞に挟まっていた広告がトイレにおちていたのだろう。しょうがないのでそれを眺めていたようだ。
「ピザ食べたい?」
ときくと、
「たべない!」
と言われてしまったので、お尻を拭いて絵本を渡した。
ただ、お風呂上がりに本棚の中にピザハットのチラシがあったので、チラシ自体は気に入ったようだった。
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